2012/5/4 石鎚山
ゴールデンウィークも後半へ
今回の連休は 前々から、九州の祖母山へ行く予定でしたが、どうも天気がイマイチ
下調べでは、絶滅したはずの 熊の目撃情報もあり、累積標高差1280mの 険しい山となっている (><)
初めての山なので楽しみではあるが
雨と強風の日には止めた方が良いだろうと思い 3日前に宿をキャンセルして 別の山行予定を組む
しかしながら
直前になって天気予報が変わり 九州地方は全域に晴れマーク !!
キャンセルした事をキャンセルすれば、元に戻るかな ?
えっ ? そんなのダメ !? 後の祭りだって !? そりゃ、残念 (・・);
天気予報もコロコロ変わる中、四国は3日から晴れが続くとの事 !
よ〜し ! それでは
「 念願の星空と御来光を見に行こう !! 」
< 今回の山行予定 >
3日の夕方から瓶ヶ森Pへ入り 車中泊して 星観察
4日朝、4時20分にヘッドライトを点けて頂上へ
御来光と 朝日に輝く石鎚山を見る
土小屋へ移動して、6時に出発 !! 目指すは 二ノ森 !!
下山後は松山で 美味と温泉巡り (^^)
5日、のんびりと土佐路へ
「 ふむふむ、我ながら完璧な行楽予定だ (~~); 」
そして3日朝
予報通りにスッキリと晴れている
食糧や必要な物を準備して、夕方 自宅を出発
194号線の上八川付近まで走ると
「 あれれ〜 !? 」
雨が降ったのか ? 路面が濡れている ・・ 何んだか、イヤな予感がしてきた (><)
道の駅「木の香」に寄り、一ノ谷から旧寒風山トンネルへと走る
寒風山の登山口前Pには 5台の車と大きなテント
その横を通って瓶ヶ森線へと進む
伊予富士の南側あたりで 少しガスが出て来た
間もなく、だんだんとガスが濃くなり、ヘッドライトも効かなくなる
視界が10mほどから 約3mほどに (><) !!
何度も走った道なので 記憶を頼りに 真横の白線を確かめながら超スロー運転で走る
この辺りまで来ると、さすがに 今夜の星観察は諦めてはいるが
山の天気は解からないので、夜のうちにガスが晴れて、爽やかな朝になるかも〜 !!
なんて ・・ 都合の良い事を考えてみる (^^);
そして、何んとか瓶ヶ森駐車場にやってきた
周りは殆ど見えないが、3台ほど停まっているのが確認できる
カッパ隊も適当な場所に駐車して、超高級ベッドに横になる
時々 窓の外を見るが、ガスが舞っているだけで 他には何も見えない
12時頃になると風が強くなり目が覚める
それからは、さらに風が強まり、音も ゴ〜 !! 突風で車が揺れる (++);
駐車場の標高は1660mほどあるので 気温もグッと下がり 夜はかなり寒い
3時頃、風は静まるどころか 嵐のようになってきた !!
やれやれ、これじゃ 御来光どころか、山へも登れるかどうか ?
5時を過ぎて、夜明け
明るくなったが 周りは真っ白け〜、 雨は大したこと無いが強風のまま
サッ とガスが流れた瞬間、10mほど離れた場所に車が一台見えた、さらに向こう側にも二台停まっていた
トイレの小屋へ行ってみると テントが二張り、内一つから女性が出て来た
なんと、3日に西ノ川から上がってきて テン泊し、これから石鎚を登って 再び西ノ川へ下山するとの事
大阪からやってきた その女性も 「 天気が良いと聞いていたのに〜 」 と残念そうでした
それにしても、この強風 !! 「 テントごと飛ばされるかと思った 」 と言ってました (・・);
その後、カッパ隊は駐車場に戻り、車内で朝食を食べながら しばらく様子を見る
ガスは晴れそうもないし、風も強いまま ・・ 今日は 「 石鎚だけでも登るべ 」 と言って
8時前に瓶ヶ森駐車場を出発し、土小屋へ移動する
到着すると、ロータリー側は満車、大駐車場は まだ半分ほど空いていた
準備中に、次々と車がやって来て、8時40分頃には ほぼ満車状態になりました
さぁ、石鎚へ向け出発します 温度計は 約3℃
東稜分岐、この辺りの草木を見ると、まだ冬を感じますね〜 ちなみに、北側の登山道は物凄い強風です (><)
登山道の崩落場、一番大きく崩れている場所 (左写) は下を歩いた方が、歩き易いと思います
表参道との合流地点にある鳥居 その上にあった小屋は取り壊されていました
二ノ鎖巻き道の残雪 面河分岐、ココから二ノ森へ向かう予定でしたが ・・
(10:40) 弥山頂上に到着、多くの人で賑わっていました ( この期間は神社も開いています ) 天狗岳はまったく見えません
早々に食事をして下山開始
帰りの東稜分岐、今日はずっとこんな感じですね (12:47) 土小屋Pに無事下山する
下山後は松山方面へ
スカイラインを下ると、青空が広がり 晴れた暑い道になりました
砥部温泉に寄り道〜 (^^)
湯船から見える由布岳みたいな障子山
今日は不完全燃焼のカッパ隊 ・・ 湯に浸かりながら考える
「 よ〜し、今日はこのまま鳥取の大山へ行こう !! 」
って事で ・・ 急遽、松山IC へ
翌5日の 三鈷峰 へと続きます