2022/04/02  手箱山(1806m)

 

 

 

今回は手箱山の老木に会いに行こう

そう言って登山口のある大瀧の滝へと向かう

ここからのルートは以前何度か歩きましたが、今回はなんと6年3ヵ月ぶりです

あのお気に入りの老木、まだ立ってるのかなぁ〜 ??

 

朝、まだ暗い時間に自宅を出発し194号線を走る

4月に入ると夜明けも早くなり5時45分頃には空が明るくなってきた

7時ちょうど、滝の駐車場に到着 他に車は無し

 

 

 

大瀧(おおたび)の滝Pを 7時06分、スタート

 

登山口から少し下り橋を渡る その下にはとても綺麗な水が流れている

 

しばらくの間は植林帯の中、幾つかの小橋を渡りながら進む

 

1205で尾根に乗りました ここで休憩〜

 

平坦な道を歩いてる途中、右側の木の間から瓶林のUFOラインが見えた

 

快適な尾根道 ♪

 

氷室分岐に到着、このテープの木の右下に三角屋根とブルーシートが見える

 

ブナが出てきました ここはジグザクに上へ登り途中で左へ

 

ここを左へトラバース

積雪の多い時はトラバースせずに真上へ行った方が安全です

 

番所跡に到着 少し休憩〜

 

ブナとヒメシャラの道を斜め上へと上がって行く

 

以前に比べ道が細くなっていました 笹に押されないようにして進む

 

ここは随分前の大雪の時に真上へ這い上がった記憶が蘇る

 

お気に入りのブナの森へ

 

こちらも笹が深くて道が見えない

 

この辺り、大好きな場所ですが 道が無い (・・);

よ〜し、老木を探そう! ここからすぐ先を右のはず・・

 

そして、 ん ?? これ ?? あらら〜 !! あの老木が、こんな姿に〜 (◎◎) !!

 

こちらが7年前です(写真右後方に同じ木が映っています)

 

こちらはもう一本の老木、幹はしっかりしてそうに見える けど

 

上が 無い (・・);

長い年月立っていた木が、長い年月をかけて地に戻る訳ですね〜

 

見晴らしの良い場所に出ました 石鎚も見えますが瓶ヶ森方面がよく見えます

 

ここも道が消えている 今日はこんな所の繰り返しですね

 

手箱の名に由来した広い笹原が見えました!

ここはうっすらと道が分かりますが、これでも膝下は殆ど見えません

 

それからすぐ、進路はこのストックの方向ですが・・

 

やれやれ何んとか突破して広い場所に出る この写真はその時の右上

 

ですが・・実はここから先が とんでもない状況でした!

前方に見える木まで50mほどでしょうか ? とりあえずはあの木へ向かう

 

その途中 これ、カッパの目線↑ なかなかの強敵です!

念の為、GPSで自分の位置を確認する

方向も良し! ピッタリと登山道の真上に立っていた

と言っても、笹が密集しすぎて足が地面につきません (++);

 

ちょっとは木が近くなったものの・・ 「もう、オラは帰りたくなったじょ」 (TT)

 

やっと解放されたべ

 

岩の門

 

見えてきました

 

11時46分、頂上に到着〜

あ〜、しんど (++); けっこう時間がかかりましたね〜

 

おっ! 小屋の横には雪が残っている!

 

西側に見える雨ヶ森と椿山

 

僅かに霧氷が残っていた その間から見える石鎚山

 

こちらは瓶ヶ森と西黒森

今回はいつもよりパワーを使ったのでお腹が空きました

食事中、またあの道を帰るのかと思うとゲッソリですが

名野川へ下ると さらに大変なのでピストンにします (^^);

それから数分後、単独の女性が登頂してくる !

一人であの笹の中を歩いて来た事にビックリしました スゴイですね〜

少しお話しをする とても感じの良い女性でした

 

12時20分、下山開始

 

岩の門、 まるでここは手箱の玄関みたいですね

 

笹藪を越えてテコテコ歩く

 

帰りも幾つかの小橋を渡り

 

吊り橋まで戻りました

 

登山口から県40号線へ

 

今回は久しぶりに大瀧の滝ルートを歩きました

数年前の記録を見ると大雪時以外は道もしっかりとありましたが

今回は番所跡から上は狭くなった道と笹藪の繰り返しでした

頂上では僅かに残っていた霧氷が嬉しく、薄曇りの中でも眺めの良い手箱山でした

 

 

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