2012/9/22 御在所岳(1212m)

 

 

 

9月も後半になり、朝夕は涼しく、山歩きにも良い季節となりました

 

今年の9月遠征は 前々から三重県へ行く事が決まっていたので

奇岩 ( 珍岩 ? ) の多い鈴鹿山脈の一つである御在所岳 (日本二百名山) へと出発します

 

 ここはロープウェイで上がる事もでき、冬はスキーも楽しめ 観光客にも人気の山 !!

藤内壁はロッククライミングの名所でもあり、もちろん 多くの登山者達が訪れる山でもあります

 

登山ルートは幾つかありますが、登りは中登山道を歩き

下りは 藤内壁と藤内小屋を見てみたいので 裏登山道から下山する予定です

 

 駐車場は、477号線 (スカイライン) 沿いに三ヶ所あり

今回は、登りと下山時に車道を歩く事を考え

登山口の中間近くにある蒼滝トンネル上の駐車場を選択する

何れの駐車場も、休日は 早々に満車となるようです

 

そして当日の夜明け前、予定の駐車場に到着 !

出発にはまだちょっと早いので、 車内で少し仮眠しようと思ったが

真〜っ暗な中で

木々が風に ゆ〜らゆ〜ら揺れて かなり 不気味〜 (><!!

 

う〜 、な〜ん か〜 出てきそう (++);

 

って事で

ビビリの軟弱カッパ隊は この駐車場をパスして

中登山口に近い 料金所跡Pへ移動する (^^);

先客は一台、灯りもある

「 よしよし、ココなら OK !! 少し寝るべ 」

 

5時30分頃、少し明るくなると 車も増えてきた

カッパ隊も準備をして この駐車場から歩き始めます

 

 

 

ここが中登山口に近い料金所跡の駐車場           登山届に記入して (6:00) 出発     

 

 

 

 

薄暗い中、いきなりの急登で 早くも汗が流れ始める

 

 

 

 

裏道への分岐帰りはココに戻ってくれば駐車場は近いですね     こちらは小枝で大岩を支えている ?  (~~); 

 

 

 

 

食パンを二枚合わせたような 「おばれ岩」 に到着、 真ん中を通り抜けました

 

 

 

登り始めて約40分で展望の良い開けた場所に

ココからは、富士見台の岩場と 今でも東洋一 ?  白い6号鉄塔がハッキリと見えます

 

 

 

 

急な花崗岩の道を ひたすら登り 5合目を通過

 

 

 

 

ホツツジ と ピンポン玉のようなキノコ ? を発見 !!

 

 

 

テーブル岩にて、朝日に輝く 伊勢湾を望む

 

 

 

 

岩ばかりの登山道                        地蔵岩に到着

 

 

 

 

その昔、巨人がサイコロを乗せて遊んでいたのかも (・・) ?

あそこまで行けるよ ! と話していれば、ちょうど後ろから来た登山者が二人 岩の横に現れました

 

 

 

 

6合目にあるキレット

 

 

 

あっと言う間に下りて 後ろを振り返る ( 後続者が一人下りています )

 

 

 

 

キレットを過ぎてから7合目までの登りは、寒風山の桑瀬峠への道とよく似ていました

 

 

 

 

7合目の展望場で少し休憩 ・・ 右上に国見岳と下には裏道が見えます

 

 

 

 

岩に沿ってどんどん上へ   かなりの傾斜ですが、写真では解かり辛いかも ?

 

 

 

 

こんな岩登りが好きなヘロヘロ隊長、今日は嬉しそうです (^^) !   そして 8合目の大岩に到着

 

 

 

鎌ヶ岳方面

 

 

 

 

8合目の大岩を鎖伝いにトラバース            エスケープした大岩を振り返り見る

 

 

 

 

 突然、富士見岩展望台に到着               すぐ真下に白い6号鉄塔があります

 

 

 

 

富士見台からは遊歩道を歩きスキー場の方へ       裏道 (国見岳) への分岐にある第一ケルン

 

 

 

このスキー場のテッペンが御在所の頂上、左側のピークは御嶽神社です

この時間 リフトはまだ動いていません

 

 

 

 

テクテクとゲレンデ歩き                  三角点の広場に到着

 

 

 

   

(8:38) 望湖台にある御在所岳頂上に到着

早く出発したおかげで まだ登山者も少なく、先客は二人だけでした

 

ココから 琵琶湖が見えるので 「 望湖台 」 と言う名前になったようです

しかし、今日はどこが琵琶湖なのか ? はて ? よく見えませんでした

 

地元の四日市から来られた単独の男性が言うには

伊吹山や、時には白山まで見る事ができるとの話しでした

 

 ちなみに、四国の高知から来たと言ったらビックリされました (^^);

 

 

 

三角点のある広場に戻り 東屋でランチタイム ・・ と 言っても、まだ8時50分なので朝食ですね

 

食後、リフトが動き始めました

人が多くなる前に下山開始します

 

 

 

再びゲレンデへ正面上の建物がロープウェイの山上公園駅です  そして、今度は駅側からスキー場を振り返る

 

 

 

 

第一ケルンまで戻り、左下の裏道へ

 

 

 

国見岳が綺麗に見えます、近いので 「ゆるぎ岩」 を見に登ろうかと考えましたが ・・

 

 

 

 

花崗岩の道をズリズリと下れば ケルンから20分で国見峠に到着、ココから国見岳へも 20分ほどで行けるようです

 

 

 

 

結局、国見岳はパスして岩ゴツゴツの裏道へ

 

 

 

 

土は殆どありません、石の上ばかりを歩く道です

 

 

 

逆光なので綺麗に撮れませんでしたが、これがロッククライミングで有名な藤内壁  !!

 

 

 

? 真上を見上げると、3名のクライマーがアタック中でした !!  スゴイ迫力です

 

 

? をズームで !!

 

 

 

さて、国見峠からは

だんだんと すれ違う登山者が増えてきました

やはり 人気の山ですね〜 !

 

こちらの裏道では 比較的 傾斜も緩いせいか ? 家族連れも多く

何故か ? 多くの若者達にもすれ違いました

とっ、言うのも ・・

実は、裏道に入ってから下山するまでの間に

年配の人とすれ違った記憶がないのです

たまたま ? だったのかもしれませんが

これも ちょっと不思議な感じがしましたね〜 (・・);

 

 

 

岩の道をどんどん下り                  下りて来た国見峠方向

 

 

 

 

分岐の看板には ロッククライマー以外は入山禁止と書かれています こちらは水場、登る時には嬉しいかも ・・

 

 

 

 

ここからは登山道がありません、鎖場を過ぎてからは 開けた河原のような場所へ

 

 

 

 

 ペイントを追って歩きます               崩落個所が幾つもありました

 

 

 

歩いてきた後方を見れば、ちょっと アルプスっぽいような気も ・・ ??

 

 

 

 

石がゴロゴロしている真下に 突然、屋根が見えてきました (◎◎);   藤内小屋に到着です

 

 

 

小屋の前では数人が休憩中

山の写真が飾られ、冷たい飲み物も販売されていました

 

2008年の豪雨で倒壊した藤内小屋も ボランティアの皆さんのおかげで かなり復旧されたようですね !!

 

 

 

小屋からは幾つかの橋を渡りながら歩きます         ふっと 下を見れば可愛いどんぐりが ・・

 

 

 

 

間もなく、朝 登った中道へと続く分岐に来ましたが、このまま裏道を進む事に !!

 

 

 

 

七の渡しまで来ると、下から大きな木材を担いだ人達がやって来ました ・・ 小屋の修復に使うのでしょうか ?

 

 

 

 

鉄の橋を渡り

 

 

 

 

ひょっこりと裏道登山口に飛び出る (・・);                         そのまま 477号線 (スカイライン) へ

 

 

 

 

蒼滝トンネルを過ぎて あの不気味だった駐車場を覗けば 超満車 !!  さらに、この先の路肩にもズラ〜っと駐車の列 !!

 

 

 

 

見上げれば (↑) これに乗ると上まで たったの12分だそうです、裏道登山口から車道を15分歩いて 駐車地点に到着

 

 

今日は、奇岩の多い鈴鹿山脈の五在所岳 !

中道の登りでは、見る楽しみと 変化のある登山道が面白く

出発も早かったおかげで 混雑にも会わずに 静かな山を楽しむ事が出来ました

 

ただ、下りの裏道では多くの登山者とすれ違ったのと

この駐車の数を考えれば ・・ 今頃、頂上では

 

う〜ん ・・・ あまり想像したくありませんね (^^);

 

 

さて、下山後は

松阪に住んでいるヘロヘロ隊長のお姉さんが用意してくれたログハウスの温泉付き別荘へ GO〜 !!

夕食は皆でバーベキュー

  

 

 

 

ちなみに翌朝は大雨 !!

晴れたのは 山に登った昨日のみでした

帰りは、伊勢名物の 「赤福」 を買って のんびりと土佐の国へ

 

以上、御在所岳遠征でした〜 (^^)v

 

 

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