2010/9/19 由布岳(1584m)
今年のシルバーウィークは昨年と違い 連休が少ない、カッパ達は19日20日の二日間のみ (TT)
昨年は長野県で 二泊できたが ・・ さて、今年はどこへ ??
気になっていた山は五座、その中で 距離的に問題の無い ( 三鈷峰・三倉岳・阿蘇山・九重山・由布岳 ) を考える
いろいろと ネットで情報を集めていると、由布岳のマタエから先の西峰〜東峰のお鉢巡りが何んだか面白そう!
それに 山の姿も魅力的だ! 九州の山は初めてなのでワクワクしながら資料をコピーして出発準備をする
18日夕方、23:30出港の宿毛佐伯フェリーを予約して 高知市を (20:00) 出発し 片島へ向かう
思えば、このフェリーには 31年前から数えきれないほど乗船している ( 佐伯からは 99% 宮崎方面へ行くのですが )
今回は、佐伯から大分県の湯布院へ向け走ります
昔と違い 今は 佐伯から高速に乗れるので 湯布院まで かなり早く行けます
おまけに この高速道路は 交通量の少ない上に 無料実験区間が殆どなので 別府まで 300円でした(・・);
フェリーで3時間ほど眠っているので 佐伯からは快適に進み、途中で別府へ寄り道したものの
朝4時過ぎに 由布岳登山口の無料駐車場に到着する
先客は4台 ・・ 中で寝ているのか? すでに登っているのかは解かりませんが
カッパ達は車中で少し仮眠をとる
夜が明ける時間になると、登山者の車が次々にやってきた
<< 朝日に輝く 朝露のススキ >>
いつものように のんびりと準備をして (6:20) 駐車場を出発し 登山口へと歩きだす
登山口で 入山届に記入し、爽やかな朝風の中を出発
登山口からは広々とした草原を歩き、テ゛〜ンと聳えた姿の良い 由布岳 ( 豊後富士 ) の山裾へと進みます
山裾には トイレ休憩所があり、案内板とベンチが設置されていました ・・ ここで 5分ほど休憩し、登りスタート!
(7:05) 合野越に到着、そのまま進む
先程まで上に見えていた ピラミッドのような イモリヶ城が下に見えるようになりました
小さく見えても 千mを 少し越えている山なんですね 〜
広くて 良く整備された登山道です ・・ 良かったのは、あの 膝にくる木の階段が殆ど無いので とても歩き易かったです
この辺りで最初の下山者 (単独の男性) とすれ違う、 先客 四台の中の一台の方でしょうか ?
山道沿いには鮮やかな花がポツポツと ・・
標高1300mを過ぎると、涼しい風が舞い もう すっかりと秋の景色です
標高1350m から 1490mのマタエまでは、徐々に登りの傾斜がキツくなり 道には石が多く見られるようになる
マタエに (8:22) 到着
少しお腹も空いたので軽食をとり休憩〜、 その内に だんだんとガスが出てきた
(8:38) 休憩後、西峰へ向け出発する
西峰へは鎖場からスタートしますが、足場も安定しているので問題ありません 下方にマタエから東峰への道が見える
ヤマラッキョウ 岩場に咲いていた小さな花
マタエから西の頂上までには沢山の花が咲いており、中でも ホソバノヤマハハコとアキノキリンソウが目立っていました
花の写真を撮っていると 単独の男性が二名、追い越して岩場を登って行く
我々も登り始めます !! こんな岩登りが大好きなヘロヘロ隊長の顔を見ると ・・ やれやれ、 ニコニコしていました (^^);
西峰頂上に (8:55) 到着
頂上では お茶を飲みながら少し休憩〜 ですが、ガスって何も見えません (TT)
さて、ここで思案
このまま先程の鎖場からマタエに戻っても面白くない (++);
かと 言って、こんなガスの中での お鉢巡りは 展望も無いのに どうなんだろうか?
まぁ、同じ道よりも 別の道を歩きたいので、やっぱりお鉢巡りコースへ行こう !
そして、ここからが 「 お鉢巡りコース 」 と書かれた 、標木の先を見れば ・・
草が覆っていて 道が見えません (・・); 下にトンネルのようなものがあるが、これが登山道?
今日は長袖で良かった !
首にタオルを巻き 手袋と帽子を深く被り、草むらのトンネルへ飛び込む (><)
バッサバッサと歩くが、かなり 急降下しているようだ ・・ 滑らないように慎重に下る
少し歩くと いろんな花が目線に見える、 この季節の ミヤマキリシマにはビックリ !
そして、一本だけ↑花盛りのオオカメノキにもビックリ ! こちらは↑トリカブトの道
お花畑を通り 足元の見えない急坂を下る この道↑ロープが無ければ解かりません
そして 下前方に尖った岩肌の道が出現 !
ホ〜、あそこを行くのか ・・ しかし、ここから見る限りでは それほどスリルは無さそうだが ・・ でも楽しみ !!
花を見ながら 滑らないように ゆっくりと高度を下げる
右側下は切れ込んだ お鉢の底 (火口) ミヤマキリシマがビッシリと広がっています ・・ 花が咲く頃、それは見事でしょうね!
三点確保しながら登るヘロヘロ隊長 岩場に張り付いています (・・);
岩場のアップダウンを繰り返し進んでいると、前方から下って来る人が目に入りました
お鉢コースに入ってからは初めて人とすれ違います
この辺りの岩場では ツバメが 慌しく飛び回っていた、どうも近くに巣があるようだ ・・ 東登山口との分岐 ↑
ラストの急登を這い上がると 東峰頂上 (10:27) 到着、しかし ガスで何んの展望も無し (TT)
この時間になると東峰には多くの人が寛いでいました
東峰より、 先程登ったマタエから西峰への稜線が見える
我々は 少し下った岩場でランチタイム、安定の良い場所で湯を沸かし大好きなラーメンを作る
先週までは冷たい素麺でしたが 今週からは温かいラーメンが復活 !!
食事をしていると 少しガスが晴れてきたので頂上に戻り お鉢の写真を撮る↑
東峰頂上 今日のランチ場所から 湯布院の町が見える
(11:30) 下山開始、 少しガスが晴れてきたので マタエから西峰への 岩場コースがハッキリと見えるようになりました
とても綺麗な山 ( イモリヶ城 ) を見ながら テクテク下ります
(12:26) 合野越まで戻ると 多くの人達がココで休憩したり食事をしていました、 カッパ達は水を一口飲んで そのまま歩きます
そして下山途中、 まだまだ大勢の登山者とすれ違う
その人の多さに、朝早く登って良かったと思う カッパでした (・・);
トイレ休憩所を過ぎて 草原へ
気持ちの良い草原を歩き、今日の由布岳を振り返る
イイ山でした〜 (^^) v
(13:00) 駐車場まで無事に下山
そして 辺りを見ると ・・ 朝とは大違い! 無料駐車場は満車で 道路にも横並びに駐車している!
向かいにある広い有料駐車場にもいっぱいの車 ・・ 草原で遊んでいる人達も含め、ここは凄い人気なんですね〜
さて、靴を履き替えて 湯布院の町へ向かいます
登山口からは 別府方面とは反対方向へ進み 湯布院へ 途中の展望場から 「由布岳」 を見る
この後は 待望の温泉へ GO〜 !!
( ちなみに九州では、お店で 「ラーメン」 を注文すると ・・ とんこつラーメンが出てきます )
( そして さらに、 「酒」 を注文すると ・・ 芋焼酎が出てきます )
以上、今日は のんびりと 「由布岳」 と 「温泉」 を楽しんだ カッパ隊でした 〜