2021/02/21 三ッ森山(1430m)
このところの寒波も過ぎ、この日は22℃と暖かい予報
今回の山行は「二度ある事は三度ある」そう、またもや予定通りとはいかず
二転三転した後、194号線の「木の香」から少し戻り本川から県道17号線で大川村へ向かう
役場まで残り5kmの場所で全面通行止め (++); 仕方なくUターンする
「この近くの山にしよう」と言う事で、最終的に小麦畝へ行く事になりました
そこで思いついたのが、小麦畝橋から平家平へ登れないだろうか ?
地図には道が載っていたが、そのルートを歩いたと言うレポは見た事がない
まっ、せっかく小麦畝にやって来たので行ってみよう! と、登山口のある橋へと向かう
8時57分、小麦畝橋に到着
この右写(車の先)に登山口があります
出発前にGPSで確認だけはしておく そして登山口へ
おっ、立派な橋がある
その鉄橋の横にある白杭には「登山記念コース ? 」と書かれている
でも何んか〜、方向が地図とは違うような気がするが・・ まっ行ってみるべ
この「登山」と書かれた文字に引き寄せられるようにして出発する
いきなりの急登を上がると道が分かれていた GPSで確認し登山道の方向へ向かう
それがこちらの道↑平坦なのはこの写真の所だけ、でもこの道は行き止まりでした
分岐まで戻り急な瘠せ尾根を登る ですが、これがかなり危険な道!
手すりとも言えない柵は腐っており触っただけで粉々になった!
狭くて急な道、落ち葉の下に隠れた根っこや石が濡れているので滑る滑る!
四つん這いになって進むが、こんな所で滑落したらシャレにならん (><);;;
数十メートル上に登ってはみたものの、この道はやめた方が良いと判断する
この数十メートルの高さを恐々と下りて鉄橋まで戻る
橋からは本来の登山道と思われる道へ進んでみた
うっすら道が続いているのは分かるが、今は殆ど歩かれてないのでしょう
このストックの先にある横へ延びた薄い道、ほぼ山の斜面を横歩きする感じでした
ただ、こちらの道は歩けそうでしたね〜 ですが、あまり行く気がせず戻る事に (++);
そして
よ〜し! 平家平は中止!! 今日は三ッ森山へ行こう!
小麦畝橋からは400mほど東にある三ッ森山登山口へ移動する
随分と時間をロスしましたが、仕切り直して 9時47分、スタート
以前ショートカットした道を今回は
ショートカットせずに竹藪の中へ (↑進路を塞ぐ無数の倒れた竹)
竹藪を過ぎると道は落ち着き徐々に広くなる
左前方に平家平が見える
僅かに雪が出てきた
お〜い! 上から木が倒れてくるぞ〜 !! (笑)
大座礼線に出ると辺りは真っ白! ここから先は雪道歩きです
足跡の無い真っ白な雪道、キシキシと音がして歩き易い ♪
おっ!大きなアンモナイトが転がっている (◎◎)!
ウサギの足跡
右前方にこれから行く三ッ森山
ここは岩屋のような ? 写すと光のシャワーがスゴイ!!
道には動物の足跡だけ
山から流れ落ちている水が凍って大きな柱になっている
その上を見ると、 まるで恐竜の歯 (^^);
峠のすぐ南側にある中宿跡に着きました
この道は歴史の道でもあり、銅山が繁栄していた頃は別子と小麦畝をつなぐ交易路でした
この中宿では炭の売買などが行われ、下の広場には多くの燃料元が置かれていたようです
こちらがその向かい下にあるかなり広い平地
別子銅山は1690年から1973年まで続いているので
その間、今のような道路が開通するまでは
こういった場所も賑やかだったのでしょうね〜
三ッ森峠に到着 一休みしてから上へ
雪は峠から上には殆どありませんでした
見晴らしの良い峠上の鉄塔へ
その鉄塔からの眺め、チチ山から沓掛山がよく見える
山頂へ向かう
だんだんと急斜面になりロープが出てきた
写真では急に見えませんが、けっこう急登です
この大岩を左に巻く
頂上に到着〜
残念な事に頂上からは展望がありません
「峠に下りてから食事にしよう」 と言って早々に頂上を後にする
途中、平家平を望む
次に大岩の上から見る冠山
峠まで下りて三ッ森山を振り返る
今日はココでランチタイム ♪
しばしのんびりとした後、午後2時を経過したので下山開始
帰りも雪道を楽しみながら
大座礼線を過ぎ元来た道へ下ります
15時38分、駐車地点に無事下山する
上図はこの日のルートです
今回も予定を変更して急遽登った三ッ森山
ラストの急登や林道から上は雪も多くて楽しい山歩きでした
気温も上がり もうすっかり春の陽気
花の季節がすぐそこまで来ている感じの四国路です
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