2009/4/29
天狗塚(1812m) 〜 牛ノ背(1757m) 〜 お亀岩避難小屋
登山口(9:12) ⇒ 1476m(10:00) ⇒ 天狗峠(10:55) ⇒ 天狗塚頂上(11:20〜12:00) ⇒ 牛ノ背三角点(12:35)
綱附森分岐[イザリ峠](13:27) ⇒ お亀岩避難小屋(14:00〜14:20) ⇒ 天狗峠(15:03) ⇒ 1476m(15:46) ⇒ 登山口(16:24)
今日の四国地方は全域に 晴れマーク !
R−32号の大歩危から祖谷方面へ車を走らせ、落合小学校を少し過ぎて 西山林道への橋を右折する
林道を走行中、鹿の親子に遭遇しながら、標識に従い進むと ( 橋から約7Km ) で登山口に到着
連休に入ったので、登山口周辺には車が多いだろうと思っていましたが
4台のみ( 内1台は前日から?) 我々も ( 8:58 ) 登山口前に駐車して準備をする
( 9:12 ) 林道沿いの鉄梯子登山口を出発 少し急登の後は広いなだらかな道へ
・・ 登り始めて20分 ・・ ヘロヘロ3号が ・・ へたり込む(++) ・・ さすがだぁ〜 (vv);
体力が回復するまで カッパは写真撮影
ヘロヘロ隊長が 「 強力元気胃薬!」 を 3号に 飲ませると、 5分ほどで復活 !? して歩き出す
この辺りには 幾つかの大きな木がありましたが、何故か枯れかかっている木も 多く目立ちました 10時、P1476mに到着 !
あまり景色が変わらないので 皆、黙々と登っています
ここで、一人の男性が下山されてきたので 少し話しをすると、朝7時に出発されて牛ノ背をピストンされてきたとの事
あの登山口からは朝一番の入山者だったようで、 別の車が1台、前日から駐車されていたそうです
森林限界を越えると素晴らしいロケーションが広がるので、急坂も気分的に楽に ・・
ん、? ヘロヘロ3号は大丈夫かぁ 〜 (・・)?
このまま天狗峠へ 天狗塚から牛ノ背の稜線が見えてきました
( 10:55 ) 天狗峠に到着 !
これから目前に聳える天狗塚へ進みます
後ろを見ると、マイペースな 軟弱ヘロヘロ隊の3名
ヘロヘロ隊長と 2号は 岩を見るとすぐに登ってしまう (^^);
高所恐怖症の 3号は、後ろで そっと硬直する (++);
やれやれ、どちらにしても なかなか 前に進めん (・・);
( 11:20 ) やっとこさ、頂上に到着 !
誰が「牛ノ背」と名付けたのだろう ? 芝生のように見えますが広い笹原です
三嶺方面、右奥に剣山と次郎笈 ! 今日は多くの人で賑わっている事でしょう ・・
落合峠から矢筈山方向 綱附森から白髪山を眺めるヘロヘロ2号
< 頂上でランチタイム >
頂上には誰もいませんでしたが、食事を済ませた頃に
光石から登られて来た単独の男性と、小学生の男子が元気良く 一人で登ってきました
山慣れしている子供のようで、ココも何度か登ったとの事 !
親が来る前に お弁当を食べていました (^^);
さて、のんびりと食事をした後は 牛ノ背の三角点まで笹原を歩きます
天狗池は、涸れている時が多いようですが、今日は水がありました
ここからは、シラベとコメツツジの群生地を越えて 牛ノ背の三角点へと進む
後を見れば ・・ やれやれ、また、登っています
最高の散歩道 !!
マイペースで山を楽しみながら歩く 軟弱ヘロヘロ隊
(12:35) 牛ノ背の三角点
( とりあえず 今日の目的地は達成です )
ここから100mほど戻り 西山林道へ下る道の地図を見ながら、下山するのも少し早いかなぁ、と思い
ヘロヘロ隊も、まだ、この気持ちの良い笹原を歩きたい様子 ・・
ならば峠に戻り、元来た道を下山するか、元気ならば西熊方面へ行く事に決定し、歩き出す !
ライオンのような岩から見る 三嶺へと続く山並み ・・ いつかは 縦走したいものですね〜
天狗塚を 左にトラバースして 天狗峠へ戻ります
イザリ峠から見る 西熊山、三嶺、奥に剣山など ・・ このまま歩いて行きたい気持ちになります
と 言う事で、正面の お亀岩まで 行く事に !! その下の小屋が今日の最終目的地に決定 !
峠の綱附森との分岐からは グングンと下り、 途中には ロープ場もあります
お亀岩まで下りてきました
さらに100m ほど下り、 (14:00) 赤屋根の避難小屋に到着 !!
小屋の中はとても綺麗です ・・ しばし休憩
コーヒータイム
休憩後 (14:20) 下山の為、小屋を出発する
さて、ここで気になった事が ・・ 標識の 「 水場もあるよ400m ⇒ 」 の先に
今朝 登ってきた途中のピーク (1476m) が右稜線沿いに見えます
左上の山(写)のテッペンをグルっと歩くよりも、もし トラバースできる道があれば、かなりの近道になるはず !?
物は試し、と思い テクテク歩けば、キャンプサイトにやって来た
その奥へ、赤テープを辿り 行ってみると、獣道になり 深い沢谷で 遮断されている (><);
無理やり進むのも危険なので、元来た道を引き返します ・・ 行けなくて残念
この(写)赤テープの先には、水場と言うより 野生動物のヌタ場があり
その先は 危なそうだったので戻りました
登山道へ戻る途中
近道が無かったので、ガックリと 肩を落として歩く ヘロヘロ3号 (。。);
急登のロープ場と 痩せ尾根を登り返します
イザリ峠 峠の平らな場所に防護ネットが置かれていました
(15:03) 天狗峠より下山開始
(15:46) 1476mのピーク
間伐場所から矢筈山を見ると、標高がかなり下がった事が解ります
登山口近くに咲いていた花
(16:24) 西山林道の鉄梯子登山口へ無事に下山
今日は天気も良く、四国最大の笹原を歩く事が出来て最高でした!!
毎度、ヘロヘロ3号のヘロヘロ歩きもありましたが、歩行距離も (約12Km) とよく頑張りました
< 余談 >
今朝、登山口までの西山林道を運転中 ・・ 20mほど前を、鹿の親子が横切る!
すぐに停車すると、親鹿は斜面を駆け上がって行き、それに続いて子鹿も後を ・・
がっ、子鹿は好奇心が旺盛なのかピタッ、と立ち止まり 首だけ振り向いて 我々の方をじっと見ている
写真を撮りたいと思ったが、カメラは後部キャビンの中 ・・ 残念
親鹿に呼ばれたのか、白いお尻を見せながら 数回 振り向いては 山の中へと消えて行きました
鹿の食害は年々広がっており、高知県側の山麓では鹿の駆除も始まっています
元々は人間が生態系を狂わした結果、こうなった訳なのですが、現在の食害状況を
考えると、致し方無いものかと ・・ あんな子鹿を見ると、色々と考えさせられます ・・
以上! 今日は 「土佐のカッパ&軟弱ヘロヘロ隊」 の 天狗塚 山歩記でした 〜!!