2011/11/27 手箱山(1806m)
25日・26日の四国地方は天気も良く、青空と霧氷のニュースがあちらこちらで聞かれました
カッパ隊は27日に山行きの予定ですが、その日の天気予報は なんと ・・ またまた 曇りのち雨〜 (++) !
やれやれ、今回も ガスや雨の中を歩く事になるのかぁ〜 (TT) と、諦め気分の前夜
朝の予報から一転して 夜の予報では 10〜20%の晴れに変わった !!
よしよし 何んとか雨は免れそうだ、しかし気温が上がるとの事
霧氷を見に寒風山方面へ行こうか考えていましたが、この気温じゃ霧氷は無さそう ? なので 第二予定の手箱山へ
こちらは よさこい峠への道がもうすぐ冬季閉鎖されるので、今の内に名野川登山口から登っておこうと思い出発 !!
夜明け前、雲はあるが遠くの山々がハッキリと見えているので、ちょこっと青空を期待しながら進む
そして 194号線から石鎚公園線に入ると ・・ あちゃ〜 (++) 山の中腹から上は完全にガスの中 !!
いつも ダム沿いから綺麗に見える手箱山も今日は隠れている、またもや良い展望は得られそうもありません
今日みたいな 花も霧氷も無い + ガスの手箱山へ登る人は 誰もいないだろう ? と 思いながら走っていると
寺川を過ぎ 大瀧の瀧Pで登山準備をされている方が一人、その先のキャンプ場で二人
それを見て
「 へ〜、こんな日でも 登る人がいるんだ〜 」 と、自分も登るくせに不思議がるカッパでした (^^);
それから数分後、ヘアピンカーブの名野川登山口へ到着すると先客の車が一台
今度は その車を見て 「 こんな日でも 山へ登る皆さんは、素晴らしい !! 」 と思う 変なカッパでした (・・);
(8:28) 登山口より出発
歩き始めて2-3分、年季の入った古橋を渡ります こちらの橋は苔が湿って滑るので 下の沢を渡りました
倒木を越えながら歩き
左手に「筒上の滝」
今日から冬用の60L 標高が同じくらいか ? 対岸に「よさこい茶屋」を確認
シャクナゲの道を過ぎると ヒメシャラの多い道になり 笹が出てきました、それと 変テコな木も ↑
少し開けた場所から ・・ 伊吹山とその奥に瓶ヶ森
雪の残る笹斜面を上がると 苔の痩せ尾根に出てきました、ここでハムサンドを一口食べて 少し休憩
土小屋からの道 (分岐) と合流して、ここからは 所々凍っている道を進みます
こちらは↑昨年も一昨年も 殆ど同時に咲いていたシャクナゲ と ヒカゲツツジ、来年も楽しみです !! お花畑からの登り↑
手箱越えに到着、筒上山も頂上付近はガスの中です ・・ 瓶ヶ森方面を見ると、一瞬 笹ヶ峰から平家平まで見えました
水場はカッチンコッチンの氷に !! 温度計は5℃弱、少し暖かく感じます
軽く栄養補給しながら休憩
筒上山を後方に手箱越えを (11:20) 出発
5分ほど歩くと 前方から単独の男性がやってきた、今日初めて人に会います
その男性が親切に この先の登山道の状況を教えてくれました
途中、アイスバーン状態になっている場所は危ないので注意して下さい !! との事 ・・ その男性は谷に下りて越えたそうです
とても感じの良い方でした、お礼を言ってカッパ隊は手箱方向へ
間もなく その場所へ ・・ なるほど、カッチカチのツルンツルンです (><) !! こんな所歩いたら間違い無く 谷底へ ドボンです
先程 教えてもらったように カッパ隊も谷へ下ります、しかし 足場はザレて谷も危ないので手掛かりを探しながら慎重に !!
一度 谷に下ってから、這い上がってくる ヘロヘロ隊長
5月後半には見事な花を咲かせてくれるゴヨウツツジの木 目前のピークが手箱山のテッペンです
(12:05) 手箱山頂上に到着 頂上から南東側↑今度は大瀧の瀧から登ってみたいですね〜
少しだけガスが流れ、安居渓谷側が微かに見える、雨ヶ森もボンヤリと ・・
散策して戻ると ヘロヘロ隊長が食事の用意をしていました (^^)
あれっ !? ヘロヘロ隊長が好物の 「天ぷらうどん」 だけ ? ・・ オイラのラーメンは ??
さて、しばらくのんびりしていましたが、ガスも晴れません (++)
3時過ぎには下山したいので、そろそろ出発します
三角点の右横を通り、元来た道へ
(13:27) 手箱越えにてトイレ休憩、まだ筒上山もガスが覆っています
そして さぁ、下山開始 ! と 思ったら ・・ 急に視界が開けました !!
瓶ヶ森にかかっていたガスも無くなり 伊予富士や笹ヶ峰も確認できます
青空はありませんが、景色が見えると やっぱり良いですね (^^) よ〜し 来週はあの向こう側の山へ行ってみよう !!
(13:35) 手箱越えを出発
右後方に先程までいた手箱山が見えてくると、名野川分岐に到着、ここを右下へ下ります
登る時には殆ど見えなかった岩黒山もクッキリ だんだんと天気が良くなってきたような ・・ (~~);
シャクナゲの尾根道を下り 沢の木橋まで戻ると、帰りは苔も乾いていたのでスンナリ渡れました
綺麗な水です
(15:22) 無事に登山口へ下山
今日は北西からの強い風に乗ったガスが筒上山・手箱山の東側へと流れ落ちていましたが
瓶ヶ森から東へと延びる石鎚山系が壁となり
時折、平家平にかけての稜線までを 何んとか見る事が出来ました。
霧氷も花も無い、眺望も僅か ・・ しかしながら、いつ登っても違う顔を見せてくれる山(自然)は
本当に良いものです。 今日は単独の方二名と会っただけの静かな山歩きができました。
・・ とは言うものの、そろそろ霧氷に会いたい ! と 密かに思っているカッパ隊でした (・・);