2012/1/22 鷹羽ヶ森(919m)
今週末は大寒、関東では雪が降っているとのニュースを聞きましたが、四国では気温が高く
特に高知県西部では最低気温が12℃〜14℃と4月なみ !! 県中央でも最高気温が15℃前後の予報
こんな日は 我が愛車でも標高の高い雪山へ行けるチャンス!
ですが、土曜日は一日中雨、日曜日は曇りマーク (++)
やれやれ、これでは高い山は雪かガスの中だろう ? って事は 眺望も無し
明日は雪山を諦めて、もし雨が降らなければ 近くの山へ行ってみよう
< そして、翌朝の22日 >
近くて まだ登った事がない鷹羽ヶ森に決め、地図をコピーし 8時15分頃に家を出発
予報通りに雲り空、路面も濡れている、6号線の鳥越付近からは雪光山がクッキリと見えている
今度は平家の滝から登ってみようか〜と思いながら 伊野町の194号線へ
いつもは通り過ぎる 道の駅 「土佐和紙工芸村」 が近くなると、目前に 鷹羽ヶ森 が デ〜ンと現れる!
時々 思うのですが ・・
下山した後に 「 どの山へ登ったのだろう ? 」 と 見上げても その山が確認できない事がある
実は 先週の五在所山もそうでした
鷹羽ヶ森からだと 山的には近いので、五在所山の姿を確認できるかも !? と、少し期待する
自宅から約30分で北谷の登山口に到着
他に車は無し、今日も静かな山歩きができそう
準備をして 登山口の標識がある駐車地点を (9:05) 出発
ガードレールに沿って民家の方へ歩き、赤レンガの蔵 ? の後ろから入山します
ヤマモモの大木を過ぎ、急登を進む
1月だと言うのに、気温も高く 暑い !!
久しぶりに 汗がダラダラと流れ落ちる (><)
出発して1時間ほどで弘瀬分岐に到着、汗で濡れた帽子の代わりにタオルを頭に巻く、休憩後は 雰囲気の良い尾根道へ
ほどなく 北谷三角点経由への分岐に到着し、そのまま真っすぐの道へと進む、約15分ほどで産屋谷の沢に着く
谷から植林帯を登ると古い丸木橋があった ・・ 今朝までの雨で濡れているので慎重に渡る ( 左に巻いた方が安全かも ? )
荒れた林道を横切り 山道へ、こちらのコースは自然林と人工林の道を何度も繰り返すようにして歩きます
100mと書かれている展望岩への表示があったので行ってみる
途中 道が二手に分かれていたので カッパは東へ真っすぐ ! ヘロヘロ隊長は右の南側へと進む !
すると、真っすぐ (東へ) の道はだんだんと下っていた (写真右) 間違いなのでUターンして戻る
こん盛りした方向から 「 こっち、こっち〜 !!」 と声が聞こえ、ヘロヘロ隊長が迎えに来た
ちなみに、あの東への道がしっかりしていたので、帰って調べてみれば
上産屋谷山 (カミサンヤダニヤマ) 846.5m に続いていました
元の道へ戻ると↑ココに仕切りがあった (・・); 展望岩から、これから行く鷹羽ヶ森が近くに見える
仁淀川がイイ感じに蛇行して太平洋までハッキリと見えます !!
( カメラには写ってない ? )
なんと室戸方面も確認できましたよ〜!
ここから頂上までは近いのですが、お腹が空いたので 景色を見ながらタマゴサンドをパクリ (^^);
その後、分岐まで戻り 頂上へ向かいます
林道には見えない林道に出てきました 道の最終地点には 「頂上まで3分」 の標示板
(11:53) 鷹羽ヶ森頂上に到着、今日も貸切 !!
思わず 「 オォ〜 !! 」 ここは、ぐるりと大展望 !! 素晴らしい眺めです!
先週の五在所山(中央)を発見 !! ↑歩いた尾根道も確認 !! 奥工石と山姿の良い↑本山の白髪山(中央)
高知市の工石山もクッキリ !! 西には中津明神山から鳥形山、その奥に天狗のカルスト高原、北には稲叢山などなど !!
瓶ヶ森から平家平へと続く稜線の中では、笹ヶ峰とちち山に より多くの雪が見られます
圧巻の石鎚山系 !! 先週に続き素晴らしい眺望です!
五在所山からは三角錐の石鎚山が見えましたが、鷹羽からは筒上山の真後ろに隠れています
この素晴らしい眺めの中での ランチタイムは最高の贅沢 (^^) !!
今日はのんびりと 「 ラーメン定食 & うどん定食 」 を楽しむ
温度計を見ると、頂上は11℃、ポカポカと温かいので昼寝をしたくなりました
・・・ ところで、・・ 何時の間に 青空になったの ??
出発から産屋谷あたりまでは太陽は雲の中だった事は覚えているのですが ・・
何んか〜、久しぶりに 山で青空を見たような気もします ・・ 良かった良かった (^^);
1時間ほど頂上で過ごし、満足のカッパ隊は (12:50)下山開始
下山は北谷三角点を経由するルートで下ります、いきなりスゴイ急坂からスタート (><)
( 下山場所には、この山を昨年の3月に200回登頂された方のプレートがありました ・・ 85歳の方だそうです )
途中から 少し林道を歩き、左側の道から再び山道へと入る、少し登ると北谷三角点に到着します
北谷三角点からは急坂をズリコケそうになりながら下る 雰囲気の良い尾根道を歩き弘瀬分岐へ、帰りは真っすぐ
しばらくは、たっぷりの落ち葉の中を歩きます 弘瀬の三角点を通過
ん ? 四差路 ? 地図で確認すると 左への道しかないので左へと進む、 しかし 登り始めた方向が右なので
もし、地図が無ければ右の広い道へ行ったかもしれませんね !? でも右はどこへ行く道だろう ?
シダの多い道になると弘瀬登山口は近いです 弘瀬橋の前にあるコンクリの階段に下山しました
292号線を歩いていると日差しがキツイので 日陰になっている民家側の細道へ移動する
( 弘瀬登山口から北谷登山口までは292号線で1150m、民家側の道で1Kmちょいです )
勝賀瀬小学校の裏まで来ると、前方に足の短いタヌキのような黒犬が何かを訴えるような目をしてこちらを見ていた (◎◎);
お腹が空いているのか ? 物欲しそうな顔をして ヒョコヒョコと近付いてきた
動物大好きなヘロヘロ隊長がパンの残りをあげる
「もう無いよ〜」 と言うと、諦めたのか ? 今度はカッパの所へやって来て 寂しそうな眼でジ〜っと見上げる
「んじゃ、車まで一緒に行くべ」 と 言って歩き出せば、カッパ隊を案内するかのように前に出た
何度も後ろを確認しながらヒョコヒョコと前を歩く
車に到着し、荷物の整理をしていると、カッパの足に 鼻で ツンツンと (++) !!
なんじゃ〜 !? 催促されたべ (~~);
仕方が無いので
お弁当の残りですが、我が家特製の 超美味 & 激旨 の 玉子焼き をプレゼントしよう !!
「 よ〜し、今日は大サービスだ 2コ あげよう !! 」
すぐさま パクッ !! っと ・・
「 な ぁ 〜 ぬ 〜!?」
咥えた玉子焼きを口から放し、臭いを嗅ぎだした
なんと、食べんではないかぁ 〜 (◎◎) !!
この玉子焼きは、三嶺のシロがパクパク食べていたのに 〜 (><)
よ〜し、ならば
帰りに食べようと思い、隠しておいたアップルパイは どうだ !!
やれやれ、ガバガバ食ってる (~~);
お腹も落ち着いたのか、着替えている間は ドアのすぐ横で 丸くなって寝ていました
地元の方達が言うには、この犬の飼い主は いなくなったとの事
人懐っこいし、首輪もしてないし、ちょっと気になりますね ・・
さて、今日は初めての鷹羽ヶ森、下山した時の 第一声は、 「 今日の山は良かったなぁ〜 !! 」 でした。
そして、先週と同じく 今週も誰にも会わない静かな山歩き、あの素晴らしい大展望を貸切で楽しめ
満足の鷹羽ヶ森でした。