2010/9/12 三 嶺(1893m)
今日は久しぶりに「三嶺」へ登りたいと思い 高知を出発する
平地では 34℃の気温予報ですが、さすがに祖谷に入ると涼しい風が吹き 心地良い
車の窓を開け 快適に439線を走り 名頃駐車場に (8:50) 到着
駐車場は静かで準備をしている人は誰もいません、もう すでに皆は登っているのでしょう
時期的に中途半端なのか? 駐車台数も意外と少ないなぁ と 思いながら 我々も準備をする。
(9:08) 駐車場を出発
駐車場からは 登山口までの林道をテクテクと歩く 三嶺方向を見上げると少し雲がかかっている
(9:50) 登山口から出発
急登もありますが、森の中なので日射が遮られて 歩き易いです ・・ とは言っても 汗ビッショリ (・・);
(10:41) ダケモミの丘に到着 鹿除けでしょうか? 防護ネットで囲んでありました
ここは涼しい風が流れ 最高に気持ちイイです !! 温度計を見ると なんと 19℃!
休憩していると 汗で濡れたシャツが冷たくなり 体が寒くなってきました (><)
(10:55) 出発
この道は約2年ぶりに歩くのですが、何んだか ・・ 緑が少なくなり 物凄く荒れたような気がします
( 帰ってから 以前の写真と比べてみました )
( 下の写真は2年前、ほぼ同じ場所です )
( 08/10/19 ) 笹がいっぱいでしたが ・・
(11:30) マユミの古木に到着 「 たぬきのかんざし 」 と書かれた標識もあります
この辺りは 花も沢山咲いており、緑も多くて ホッとしました
マユミは来月になると全体がピンク色に染まり とても綺麗になります
シオカマギクの花弁が4枚揃っているのを見るのは久しぶりです ( いつもは 2枚だったり 3枚だったり ・・ )
開けた場所に出てきました 後方には剣山と次郎笈
池まで もうすぐで着きますが、頂上方向はガスで隠れています
( 池の周りには秋の花が ・・ )
ホソバノヤマハハコは大好きな花ですが、石鎚山系に比べて花が少し小さいように思いました
ガスの中の頂上へ向かいます
(12:13) 三嶺頂上に到着 しかし、な〜んも 見えません (TT);
そのうちに晴れるかも? と 思い、誰もいない貸切の頂上で ランチタイム
お約束の 「パンの袋も パンパン」 !
汗で濡れたシャツは寒いので 着替えをする
そして 爽やかな風の中、のんびりと過ごす ・・ これが 最高に心地良い ! ・・ ですが、な〜んも見えません (・・);
しばらくして 少しだけ視界が開けてきました ( 白髪山はガスの中 )
寒くなったので避難小屋へ移動します
小屋も先程まではガスで見えなかったのですが、かなり晴れてきました 頂上を振り返る
裏銀座と言われる矢筈山系 ( 正面の落合峠から 左に烏帽子山、右に矢筈山 )
(13:05) 下山開始
こちらは三嶺から剣山へのゴールデンルートの山並み、俗に言う表銀座
もう一度 池の周りで リンドウやオトメシャジン、ヤマラッキョウやヤマハハコ、オトギリソウなどを写真に撮り 下山する
10月中旬には 山全体が赤や黄に染まり、賑やかになる事でしょう
(14:35) 登山口まで下山する しばらく林道を歩き駐車場へ
(15:03) 名頃駐車場へ無事に下山する
帰り支度を済ませ 車のエンジンをかけてバックしようと後ろを見れば!
斜め後方で シロ がこっちを見ていた!
今日はいないなぁっと思っていたが ・・ いつの間に?
エンジンを止め、ヘロヘロ隊長がお弁当の残りを持っていくと シロもシッポを振ってやって来た
次にパンを差し入れると それも美味しそうに モグモグと食べる
そして ビックリ ! 何も言わないのに シロが左前足をヘロヘロ隊長の手にゆっくりと乗せてきた (◎◎)!
ついで右前足も! ・・ こんな芸が出来たのかぁ?( ただの お手ですが ) 知らなかった
まぁ、「何かくれ」 の サインだろうが、ヘロヘロ隊長は シロと握手が出来たと喜んでいました (^^);
今度は山で会いたいのですが ・・ どうでしょうね ・・
以上、土佐のカッパとヘロヘロ隊長の三嶺のんびり登山でした〜!
駐車場から家に帰る途中、空を見ると
羽を広げた鳥のような雲をパチリ ( ・・ えっ、? 鳥に見えない ・・? )