2009/9/21 中央アルプス
千畳敷カール 宝剣岳(2931) 伊那前岳(2883) 中岳(2925) 木曽駒ヶ岳(2956)
今年は、7月8月の連休に四国外遠征が大雨に遮られて中止となりました
なので、この9月のシルバーウィークは
台風以外の天候なら 行く気満々! ・・ そして天気は行楽日和 との予報 (^^)!
予定コースは 二泊三日で、 20日は 「木曽駒ヶ岳周辺」 21日は 「御嶽山」
下調べも完璧にして、暗闇の中を 高知インターからスタート
片道 約650kmは長いが 夜の涼しさもあり 快適に進む。
京都まで4時間15分と順調にやってきたが、少々疲れてきた ・・ 「SA」で仮眠する
1時間ほど休憩して出発したものの、 関ヶ原付近の掲示板に 「この先11kmの渋滞」 の文字
ハイウェイラジオを聞いてみるが、後の祭り (・・); さらに名古屋を通り過ぎるあたりは35kmの渋滞 (><)
< 朝の伊吹山 >
すっかり夜も明け、今日の駒ヶ岳は無理なので予定変更 (^^);
伊吹山に登ってから、のんびりと長野へ行こうかとも思いましたが
その後に 渋滞道の運転は辛いので、このまま長野へ
名神高速から中央自動車道へ進むと 今度は19kmの渋滞
PAで休憩しながら やっと 「駒ヶ岳SA」 に到着
駐車して SA横に遊歩道があったので テコテコ散歩してみる
SA内の森林浴遊歩道は綺麗で気持ちが良い 展望所では南アルプスを見る事ができる
駒ケ根インターを下り、あたりを散策
思えば 高知インターから ここまで、なんと13時間半もかかっている (><)
駒ケ根のホテルに荷物を置き、早朝乗るバス停の確認と チケットを購入しておく
この街はどこへ行っても 「ソースかつ丼」 の看板ばかりが目に付きます
( 翌21日 AM4:00 )
< 朝4時、駅前のバス停で5時発の始発便を待つ >
混雑しているだろうと思い、覚悟してやって来ると ・・ 男性が1名と 同じホテルから出てきた親子(母と息子)のみ ・・
寒いので ヤッケを着て コーヒーを飲みながら 東京から来たお若いお母さんとオシャレなボクちゃん達と一緒にバスを待つ
4時半も過ぎると乗客も増えてきたが、まだまだ余裕タップリ (^^) 前から二列目に座り、 AM5時出発 !
途中で乗客を拾いながら あの有名な 「管の台バスセンター」 へ
ここには大きな駐車場や宿泊所も多く、ほとんどの人が この 「管の台」 から出発するようです
そして、夜明け前
「管の台バス停」 に到着する
我々のバスは すでに満員ですが
薄暗い中 バス停方向を見てみると (◎◎)!
なんと バス停に並んでいる人が 、大駐車場の後方に ズラ〜 !!
そして、はるかはるか後方まで ・・ その さらに 奥の奥にも〜 (><)
何千人 ? いるのか ?
この人達 ・・ いったい何時間待って乗れるのだろう ??
運転手さんが言ってました ⇒ 臨時便を出しても間に合わず 「 昨日は 4時間待ちが出た 」 と (・・);
さて、我らがバスは 狭い道を クネクネと進み ロープウェイ乗り場の 「しらび平」 へ到着
< 6時が始発 >
これも すんなりと 一番前のガラス越しの見晴らし最高の位置
( 前日、購入していたチケットの半券 )
下を見ると大きな滝が幾つもあり、絶景が楽しめます
山頂駅が見えてきました
6:10 駅に到着
ロープウェイに隣接しているホテル千畳敷、この出口で登山届に記入し出発する
建物から出ると圧巻の宝剣岳 !
千畳敷カールの花はもう終わりかけで紅葉が始まっていました
結構、急な登りですが足は軽いです !! しかし、いつものように歩いていると 息が切れました (++);
このあたりで標高2800mほどでしょうか ・・ ペースを落とし、ゆっくりと歩きます
殆どが 石の登山道 !! まだ登山客も少ないのでマイペースで景色を楽しみながら登ります
朝日に映える 南アルプス と 雲海、 やや正面左に 微かに富士山も見える
分岐の乗越浄土に到着 中岳へ向かいます
宝剣岳 宝剣山荘
宝剣岳と天狗岩 天狗荘の横を通り中岳へ
左は巻き道、直道で中岳へ
中岳山頂
駒ヶ岳へ 後方の中岳・宝剣岳
空木岳 と 南駒ヶ岳 方面
駒ヶ岳山頂が近くなり 左下前方に頂上山荘、 正面には 御嶽山が浮かんで見える
( 予定通りなら 今日はあそこを登っていましたが ・・ またのお楽しみと言う事で !! )
(8:35) 駒ヶ岳頂上に到着
カッパ村の村長へ 写メを送るヘロヘロ隊長
頂上からの眺め ・・・ 御嶽山(3067) ・ 乗鞍岳(3026) ・ 北アルプス方面
3000メートル近い場所でのランチタイムは最高です!
食事中、1mほど前に人懐っこい鳥が飛んできました & 足元には色鮮やかな葉
頂上に人が多くなってきました
(9:15) 駒ヶ岳 下山開始
トイレの使用料は200円 帰りはスリルのありそうな 中岳の巻き道へ
積雪期は通行禁止と書かれています
なるほど、この岩を登る訳ですね ・・ 岩場大好きなヘロヘロ隊長
靴の下はこんな感じ ・・ 奈落の底です(><) 巻き道から本道に合流しました
さて、もっとスリルのある宝剣岳へ向かいます
しかし、よく見ると大勢の人が張り付いたままで まったく動いていません(〜〜);
誰かが立ち往生しているのでしょうか ・・ しばらく様子を見ていましたが
だんだんと登山者も多くなってきたので ココを諦めて伊那前岳へ向かう事にしました
こちらは人気が無いようですね、ほとんど人がいません
↑本来の伊那前岳はこちらのピーク(2911m)だと思うのですが立入禁止でした それを過ぎて目前の尾根を進みます
勤銘石を過ぎると高度が下がります
岩場を越えて行くと 頂上らしきピークが見えてきました
鉄の棒が突き刺さっており、そのすぐ前に三角点 ・・ ここが伊那前岳?(2883.4m) さっきよりも低い (・・);
千畳敷 宝剣岳(2931) 伊那前岳(2883) 中岳(2925) 駒ヶ岳(2956)
雲の向こうには北アルプス
伊那前岳から見る千畳敷カール
(10:25) 下山します
・・ と、その時、小屋の方からアナウンスが !!
ジャ〜ン!
熊が目撃されたとの事 !!
昨夜、テレビで 乗鞍岳で数人が熊に襲われたシーンを見たのを思い出し コワ 〜 (><)!
するとパトロールの飛行機が 我々の方へ飛んできました
こちらの山には人が 少ないので 心配してやって来たのか ?
しかし ・・
すぐ近くまで飛んできたので
思わず嬉しくなったカッパ隊は 両手を振って 挨拶をしてしまった (~~);
飛行機も 機体を左右に振って応えてくれる (^^) !!
そして、我々の真上で旋回し、遠くへ飛び去って行きました。
乗越浄土の分岐まで戻ると 多くの人達が 駒ヶ岳方面へ歩いて行くのが見えます
我々はこのまま下山です
千畳敷カールの向こうには 湧き上がる迫力の雲海 !!
登ってくる人達も多くなる ・・ ですが、この写真では半分以上の人が下の千畳敷を見ながら座っていました↑
(11:45) ロープウェイ駅に下山
帰りも 待たずに乗れて ラッキー!
「しらび平」 に到着すると、まだ大勢の人達が ロープウェイの乗車を待っている状態
そして バスも 登山者を乗せて上がってきています
お昼時と言う事もあり、駅のそば屋には長蛇の列 ・・ やれやれ、可愛そうに と思いながら
我々は (12:15) 下山バスに乗車する
午後1時には 駒ケ根駅前に到着し
今夜の宿泊場所の 伊那市へと車を走らせる
さて、今日は 登山と言うより 「中央アルプス観光」 にやって来た感じでしたが
天候にも恵まれ、絶景を満喫できました !!
前日から 早目に準備をしていた事もあり
バスやロープウェイにも スムーズに 乗車でき 幸いでした
その後は 温泉 と ビール が最高の 「 駒ヶ岳のんびりウォーク 」 の日記でした 〜 (^^)!