2010/11/21 寒風山(1763m)
最近は 週末毎に不安定な天気になるパターンが多い、その為 前夜に行き先を変更する事が多くなっている
今日も濃霧注意報が出ているが、今回は予定通り 裏寒風の西ルートをトンネル北口から登ってみようと思う
(8:15) 旧寒風山トンネル南口に到着し準備をする
駐車場からは 暗いトンネルの中をヘッドライトを手に持ってテクテクと歩く、こちらの広場には駐車している車が二台のみ
さぁ 登ろうかと思った時に、一台の車がやってきた ココに自転車をデポするようだ
少し話しをすると ・・ さらに2kmほど下ったカーブの登山口から尾根沿いに登り、下山はココかトンネル南との事
お互いに 「後で会えるかもしれませんね」 と言って出発する
林道から山道を 5mほど上ると ( ここは裏道です )と書かれた標識がありました、赤テープや標識もあるので普通に進めます
ず〜と 登りばっかり ロープ場を上がり 下をのぞいてみる
(9:40) 第一展望場に到着し 寒風山を見ると頂上近くはガスで見えませんでした、伊予富士方向も桑瀬峠から先がガスの中です
ここから10分ほど進み 第二展望場へ ( バナナを食べて休憩 )
再び急登へ、 登りは急なのですが ・・ ここは癖になりそう !! 面白い登りです !!
少し明るくなったので西尾根の崖を見る、 なるほど ・・ あそこへ上がる訳ね
足場の悪い急斜面を登ると 赤い標識があり ( 左は裏寒風 上は登山道へ ) と書かれていました
左へトラバースして進めば、石と苔の平坦な道となり 岩と老木に突き当る、その老木を左に巻いて幾つかの沢を超える
石ころの多い急斜面を上がると笹道となり、上には笹原の広場があって展望場になっていました
その笹の広場で 今日は入山してから始めて人に会う ( 休憩中のグループと少し話しをする )
笹の展望場を過ぎると再び急登です 雪が残る斜面を上がると長いロープが出現 !! 前方に単独の男性が登っている
我々も登り始めると ・・
あれ〜、っと声を掛けられる 上を見ると、登山口でお会いした方でした 「 やっぱり会いましたね〜 」 と笑顔で登る
ラストのロープを手繰り寄せると 上の方が明るくなり、斜面を少し上がれば 絶壁の西尾根に飛び出ます
(11:08) ん〜、 何んだか あっと言う間に到着してしまったような (・・); 楽しい登りでした !!
いつもは この辺りの岩でのんびりしていますが、今日は頂上へと進む
しかし ご覧の通り ・・ 真っ白け〜 (><)
(11:15) 頂上に到着 先程の男性に あちらの尾根ルートはどうでしたか?と 聞けば
「 いゃ〜、普通の登山道でした 」 との言葉 ・・ しばらくは植林沿いに歩くようです
そして その男性言わく、この寒風山頂上から南ルートで下の林道に下りられると言ってました!
大座礼線の林道から笹ヶ峰への南ルートは登りましたが、ここも登れるのであれば それは歩きたい !!
調べてみよう ・・ ちなみに ・・ どなたか御存じの方がいましたら教えて下さい m(..)m
伊予富士方面 笹ヶ峰方面
さて、ガスで殆ど景色は見えませんが お腹も空いたので いつもの南側へ少し下りて ランチタイム
食事中、一瞬だけ青空が見えたりしましたが ガスが晴れる気配もありません
12時も過ぎたので下山します ( いつもの桑瀬峠から南口へのルート )
こちらの道にもハシゴやロープはありますが、歩き易く 雰囲気も良い好きな道の一つです
西尾根の絶壁を見上げると、裏寒風から上がって来たのか ? これから下りるのか ? 二人の人影が見えます
ブナ林を見ながらテクテクと歩き ・・ もう殆どの木々は葉を落として冬準備ですね
展望場に寄り道、 桑瀬峠から少し先は 厚いガスに覆われて伊予富士方面は全く見えません
(13:02) 桑瀬峠に着くと 裏寒風の笹広場で会った人達が休憩していました、少し話して 我々はそのまま下山します
落ち葉の道を歩き (13:34) トンネル南口へ下山する 茶屋前の駐車場にはまだ多くの車がありました
さて 今日は、トンネル北口から西ルートで裏寒風の登りでした
寒風山の主と言われる H さんのおかげで 我々もこうして裏寒風を楽しむ事が出来るので 感謝です !!
今日もいたのかな ? もう二年ほど会っていませんが、また写真などを見せてほしいものです。
時間があったので 帰りに一ノ谷渓谷へ
「木の香」 近くより ・・ 紅葉と寒桜、正面には今日登った寒風山 ( 頂上付近は今もガスの中 )
この後、194号線の新大森トンネルまでは雨でした