2010/9/26 石鎚山 (1982m)
昨年、石鎚の天狗岳では この時期に綺麗な紅葉が見られ
カッパ達は10月4日に行ったものの、葉が落ちてしまっていたので 少し残念な思いをした
今年は厳しい残暑が長かった為に 紅葉も遅れているようだが、様子を見に石鎚へと向かう
いつものように 194号線から石鎚公園線へと進む
この道は月一回ペースで走っているが、いつ通っても ここのお花畑には見事な花が咲いている
いったい ここは何方が手入れしているのでしょうか? 春には見事な梅や桜、アジサイから色々な夏の花 ・・
年中通せば、数えきれ無い程の種類の花が咲いていると思います
さて、花を楽しんだ後は 石鎚公園線を高度を上げながらクネクネと走り、よさこい峠から土小屋へ
(9:00) 土小屋駐車場に到着
いつもよりは駐車台数が少ないように思いながら登山準備をする
( とは言っても石鎚なので それなりに登山者は多いですが ・・ )
<< 駐車場から見る石鎚山 >>
雲はありますが、この時期は 空気が澄んでいるので 遠くまでハッキリと見えます
(9:25) 登山口を出発すると すぐに多くのリンドウがお出迎え
瓶ヶ森も綺麗です
木の間から 成就社も見る事が出来ます 瀬戸内側には西条方面の町並み
ここから見るドッシリとした石鎚山は、いつもながらに逞しさを感じます
(10:28-35) 東稜分岐のベンチで休憩
矢筈岩を見上げると、木々も ほんのりと色付き始めているような ・・
表参道との合流地点から見る北壁 !! 今日の目的地は あの天狗岳と南尖峰 !!
二ノ鎖
下を見る方が怖いような ・・ 日々 トレーニングを続けているヘロヘロ隊長
(11:35) 弥山に到着、 石鎚から 西の冠岳・二ノ森・堂ヶ森へと続く稜線、 松山の市街地も見えています
弥山で少し休憩して (12:00) 天狗岳へ ・・ ここは短い鎖を下り 岩の痩せ尾根を歩きます
( 鎖の位置が少しずれて安全になっていました )
所々色付いた葉もありますが全体が紅葉するのは10月に入ってからでしょうね ・・ シラビソも黄色に↑
ここから見ると凄い迫力! 大きな石の天狗そのものです!
岩を這い上がり 天狗岳の頂上に到着 ( ここが西日本の最高峰 ! )
弥山を振り返る
ガスが出てきましたが 成就への表参道や天柱石も見えます
こちらは我々が歩いてきた方角、出発地点の土小屋が見えます
さて、次は お隣に聳える南尖峰へ
そして さらに、南尖峰から墓場尾根まで行きたいと言う ヘロヘロ隊長 ・・ ですが
カッパに止められたので、渋々 二ノ森方面の景色を見ている (・・);
二ノ森 西ノ冠岳 弥山 天狗岳 南尖峰
<< 二千m級の石鎚連山 >>
ここまで来たら、南尖峰で食事をして、このまま東稜コースを下って帰っても面白いのですが ・・
やれやれ、残念な事に カッパの荷物は弥山に置いたまま (~~); お腹が空いたので弥山まで戻ります
天狗岳 (1982m) 弥山 (1974m)
岩の痩せ尾根を歩きながら 時々北壁を覗き込む、ガスが多くなり 下は真っ白け
(12:55) いつもの三角点方向が見える静かな場所でランチタイム
温度計を見ると ・・ 11℃ ・・ 寒いです (++);
(13:40) 下山開始
今年は石鎚のお花畑で沢山の花を楽しむ事が出来ました↑オオマルバテンニンソウの群生地 ・・ また来年ですね
東稜分岐のベンチで少し休憩 テコテコと山道を歩き
( ↑このベンチの右側に東稜コースの道があり、南尖峰からここへ下りる事も出来ます )
(15:14) 無事に下山
着替えをしていると 雨がポツポツと ・・ 下山途中 ( 東稜分岐から少し土小屋方向 ) で 一人の若い女性とすれ違った
ジーンズにサンダル、手には500ccのペットボトルは持っていたが 帽子も無ければ荷物も持っていなかった
雨が降ってきたので、ふっと 心配になった 早く下山してくれれば良いのだが ・・
剣山ではリフトがあるので 軽装の若者をよく見かけるが、西島駅から頂上まで最短コースで40分程度なので
昼間ならば 捻挫の心配はあっても 何んとか大丈夫だと思う、 しかしココ 石鎚は4.6kmを2時間から3時間はかかる
山の天気はすぐに変化し 気温の差も激しい、もちろん人間意外の生物もいる訳で ・・ それなりの装備が無いと危険です
( 装備がしっかりしていれば、山歩きは楽しいですよ〜 !! 最近はオシャレな山ガールも多くなってきました )
さて、今日は紅葉には まだ少し早かったですが、石鎚らしい鎖や岩場登りが楽しめた一日でした
そして 10月の紅葉時期には駐車場から車が溢れるほどの登山者がやって来る事でしょう
以上、土佐のカッパとヘロヘロ隊長の石鎚山日記でした〜!