2008/9/7 石鎚山(1982m)
石鎚スカイラインを走りながら、左側には、二ノ森 〜 石鎚山の美しい稜線が見えてくる
土小屋に到着すると
今日は( 酸欠マラソン )があり、町道瓶ヶ森線は午後4時まで通行止めになっていた
その為か、朝9時20分にもかかわらず駐車場は半分以上 空いている
今日は出来れば、西ノ冠岳まで足を延ばしてみたいと思う
しかし
涼しい中、駐車場で準備をしていると、何んだか雲行きが ・・・
雨は降らないだろうと思いながらも雨具の用意をして (9:43) 出発する
登山道に入るとすぐに「りんどう」のお出迎え
なだらかな道を進む
ブナの巨木に見とれる「ヘロヘロ隊」、このあたりからガスが出てきて神秘的な雰囲気になる
ゆるやかに長〜い階段状の登り、こういう道は下りの時に膝が心配になる(・・);
このあたりからは、お花畑になり沢山の花が咲いていました
「タカネオトギリ」 「シコクフウロ」
「オオマルバノテンニンソウ」 「サラシナショウマ」
「レイジンソウ」 「ミソガワソウ」
「ヤマジノホトトギス?」 「アキチョウジ」 「ヤマジノホトトギス?」
沢山の「シコクフウロ」 「オオマルバテンニンソウ」の群生地
花の写真を撮っていると大粒の雨が降りだしたのでレインジャケットを着用する
これでは西ノ冠岳方面は危険かも ・・!?
合流点の鳥居に到着、 ここから巻き道の階段へと進み 面河分岐へ
しかし、ガスがひどくて真っ白な状態 ・・・ 先を覗いてみると、道の泥濘も見えている(・・);
これでは西冠からの展望はおろか、素人には危険です
尾根を境に南と北の天気が違う場合もあるので、それを願って
確認の為、先に弥山へ登り、西ノ冠岳の方角を確認する事に !!
ですが、 ガ 〜 ン !! 何も見えず (・・);
普段はここから(西ノ冠岳〜二ノ森方面)の絶景が見渡せるはずでしたが〜
上写真の黄色い花は「オタカラコウ」
ならば、ガスが晴れるのを待つとともに ココ弥山でゴージャスなランチタイムにしよう (^^)
下はまったく見えません わずか10秒ほど小さな青空が ・・
一瞬だけゴジラのように姿を現した「天狗岳」
ガスは晴れそうもないので、諦めて下山する事に (・・);
残念でしたが、楽しみは次回の天気の良い日までお預けです
ダイモンジソウ と、何んだろう ? 蟹の爪 ? と思ったら ホソバシュロソウが変身中でした
さて、気分を取り直して下山していると、途中でヘロヘロ隊長が横道に ? どうも「鎖」が気になる様子 (・・);
仕方が無いのでカッパが先に下りて後を見守る事に
( 余裕のヘロヘロ2号 ) と ( ヘッピリ腰のヘロヘロ3号 )
雨の後なので慎重に下りる
がっ、しかし、途中まで下りると ・・・ そこからは下は絶壁の下り (☆☆)!
それを見た高所恐怖症のヘロヘロ3号は ・・ 言葉が出ず ・・・ 固 ・ ま ・ る (TT);
カッパも少し考えたものの ・・ 危険を回避して戻る事に
下りてきた鎖を登るヘロヘロ3号
続いてヘロヘロ隊長も
そして次は2号と思いきや、ここでビックリ!!
ヘロヘロ2号は鎖には触れず、岩肌をスパイダーマンのようにペタペタと登って行った
それには驚いたカッパ(◎◎)!
階段を下りると、またもやヘロヘロ隊長が横道へ(・・)
先ほど下りてこようとした二ノ鎖へ行ってみる
これは登りの方が簡単と言って鎖を登りだす ! 確かにカッパもそう思う
見ていると本当に上まで登りそうだったので ・・ 「これ登ったら、また階段を歩く事になるよ〜」 と言ったら
階段のキライなヘロヘロ隊長は渋々と下りてきた(^^)
そんなこんなで小屋まで戻るとヘロヘロ2号と3号が蝶々と遊んでいる
人好きな蝶のようで、カッパの手にとまり離れようとしない(写↓)
蝶に話しかけていると、数名の下山者がそれを珍しそうに見て行く
思わず蝶使いになったカッパ君です(笑)
アサギマダラ
さてさて、人慣れした蝶を「天狗地蔵」さんに預けたら、花を見ながら下山します
雰囲気の良いブナ林の登山道
一瞬、見えた北壁
「ハガクレツリフネ」 「シコクブシ」
テクテクと歩き
岩黒山と土小屋が見えてきました
( 15:35 ) 土小屋駐車場に下山
今回は悪天候の為に西ノ冠岳への予定を変更して石鎚山のピストンとなりましたが
沢山の花も観賞でき、それなりに楽しい山歩きが出来ました
以上、「土佐のカッパと軟弱ヘロヘロ隊」の石鎚山レポでした〜(^^);
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