2011/12/4 平家平(1693m)
2011年、早くも師走となりました
今年の山行きを思い浮かべると ・・ 「青空｣ の記憶よりも 「真っ白け〜」 の記憶の方が やたらと多いような (・・)；
そろそろ青空と霧氷を見たいのですが、限られた日の山行きでは そう簡単には思うようにいきません
先週、手箱山から平家平が見えた時に 「よ〜し、来週は平家平へ」 と決めていました
思い出せば、一年前の12/5、霧氷などはありませんでしたが、それは見事すぎる晴天日でした !!
あの時の 「平家平〜冠山」 より見た眺望は これまでのベスト3に入るほど！
四国中の山々が全部見える程の澄みきった空気、中国地方から太平洋までを見渡せ
素晴らしい山日和の一日でした !!
と、言う事で ・・ ちょうど一年ぶりに平家平へ、今回も青空を期待して出発する
晴れの予報の中、いつものように194号線を大川村へ向かう
柳瀬から下八川橋付近にかけてはガスの中を走るが、633美の里あたりからは青空もチラチラと広がっている
新大森トンネルを過ぎると、多少 雲があるものの 稲叢山がクッキリと見えている
良し良し 、このまま予報通りに晴れて ・・ って〜 ?? おりょ〜 (◎◎) ! またまた雲がぁ〜 (TT)
今年はこのパターンばかり (^^)；
194号線、木の根吊り橋から平家平を見る
う〜ん、たぶん今日は頂上に着いた頃に青空が広がり、周りには霧氷の花が咲き乱れているはず！
・・ と、 前向きに考えて 出発する (^^)；
駐車場所から少し林道を歩き登山口へ (8:34) 出発
1428峰の西側トラバース道から見ると↑冠山も平家平もしっかりガスの中 歩幅と高さのある階段↑を上がり
階段を上がると 東側に小麦畝登山口、ガスは北東方向へと伸びています 道が だんだんと白くなり ・・
木々に霧氷が見られるようになってきました
標高が上がるにつれ、周りは冬景色に変わり ・・
笹斜面から、登って来た後方を見る ・・ 幻想的な霧氷畑 !!
まだ足跡も無い道、その上を歩くと 凍っているので ガッシッ ! ガッシッ ! と音がします
笹もカチコチ ブラシみたい (・・)；
(10:12) 頂上に到着
北からの冷たい風が 音を立てて ビュ〜 (><) こりゃ、か〜なり 寒いべ〜 (++)；
平家平の文字が見えますか〜 ? 内心は冠山まで行きたかったのですが、とりあえず北西の展望岩へと進みます
頂上に着くと 青空に !! な〜んて、都合の良い事にはなりません (・・)；
今季初の霧氷見学
展望岩 (冠山方向) へ進むにつれ、霧氷に厚みが増してきました !!
岩場に到着、周りは極寒の冬景色 (◎◎) !!
展望岩から冠山方向を見ますが ・・ すぐそこまでしか見えません
やはり今日は冠山はパスします
ここでランチにしようかと思い 岩に座ろうとすれば、凍っているので上手く座れません(><) 風も強いので頂上へ戻ります
テクテクと頂上へＵターン、平たい石の上に座ってランチタイム
食事中、一瞬だけ明るくなったのですが ・・ またすぐに 真っ白け〜
温度計は 0℃ 〜 -1℃、 風が強くて 体感温度は -5℃くらいの寒さです
温かいウドンが 半分食べたころにはスープが冷めて 再度沸かす程の冷風 (><)
これからの山は 完全なる防寒装備が必要だと、改めて思うカッパ隊でした
(11:20) 下山開始
南側は 登る時とは違って、霧氷も雪も殆ど溶けています
ガスの切れ目まで下ると キラキラと輝やいている太平洋が見え、高知方面は予報通り晴れていました
伊予富士方面の霧氷が確認できます 登る時に、この辺りから下は幻想的でしたが ・・
日当たりが良くなったのでイッキに気温が上がる、そろそろ上着を脱ごうかと思った所へ、一組のご夫婦が登ってこられた
そして、カッパ隊の冬装備を見て 奥様が 「ええっ〜 !! 」っと、声を出しながら かなりビックリした様子 (^^)；
だってね〜、上では氷点下の世界が ・・ お二方も登ったら解かりますよ〜
1428峰トラバース道から、まだガスの中の平家平を振り返る
ポカポカと温かい登山道 (頂上は別世界でした) (12:35) 登山口に無事下山
さて、今回も 毎度のように頂上はガスの中でしたが、今季初の霧氷を楽しみ
会った人は 土佐市のパーティと先程のご夫婦のみ、今日も静かな山でした
次の希望は ・・ やっぱり 青空 かな (^^) !
帰り、吊り橋から今日の平家平を望む