2010/12/12 二ッ岳(1647m)
先週、平家平から 赤石方面や大座礼山を見ていた時に、次は東赤石あたりへ行こうかと考えていた
そして 登山ルートを調べている内に
あの荒々しい姿、絵本に出てくる鬼ヶ島のように見える エビラ山から二ッ岳が気になり始める
思えば、赤星山から見た時の 二ッ岳は かなりのインパクトがあった !!
よ〜し、二ッ岳へ行こう! と、前夜に決定!
ルートは東西南北あるが、一般的に知られている ? 銅山川沿いの肉淵バス停から林道へ入り
大木谷沿いにある登山口からの地図をコピーして準備をする
( 舗装された林道の終点が登山口 )
(8:20) 登山口に到着
先客は二台、香川?の女性二名が準備中でしたが 挨拶後すぐに出発されました
我々も、その 約10分後 (8:34) 登山口を出発する
登山ポスト横の鉄階段からスタート、 少し登りの植林帯を進むと尾根に出て明るくなる、 ここから しばらくは平坦な道を歩く
先日降った雪もまだ残っており、透明になっている踏み跡は ( 昨日以降のもの ) カチカチに凍って滑るので 注意して進む
視界が開け、正面を見上げると 槍のように尖った岩が見える
落ち葉の道と 雪の道を 交互に歩き (10:00) 峨蔵越の分岐に到着、バナナを食べて少し休憩
さて、ここからが楽しみにしていた 二ッ岳らしい 急な登りが始まります
ロープ場から急な斜面を進むと 先程下の登山道から見えていた槍のような尖った岩にやってきました
「この岩は帰りに登ってみよう」 と言って前へ進む
エッサエッサと登っていると、後方に姿の良い赤星山(1453) が出現 !!
1Km ・・ 街の平坦な道なら普通に歩いて約14分ですが、目前の山を見ると、さてさて どれくらいの時間がかかるやら ・・
二つほど岩峰を越え、高度を稼ぎながら進むと 右後方には 赤星山から四国中央市、瀬戸内へと流れるような景色が見えてくる
再び、雪の急登を 這うようにして進む
三島警察の 「 あっ、危ない ! 足元注意 ! 」 の木板なのですが ・・
このアルミの階段は古くて、支え木も腐りかけているので 信頼して登ると危険です (><)
ん〜 ? ・・・ 恐竜 ?? (・・); 天気も良いので飛行機もハッキリと見えます
(10:54) 鯛の頭に到着
食欲旺盛なカッパは、おにぎりを食べながら
あの先っちょが鯛 ?? 全体が鯛 ?? などと考えてみる (・・);
おにぎりでパワーが復活したカッパ隊は雪道をガンガンと、・・ ではなく 急斜面では足を取られないようにゆっくりと進む
有名な木板 「 ここから先は命懸け !! 」 なるほど、さらに急登なので 手足をフル稼働して登ります
こんな急斜面は、毎度ながら 癖になります (^^)
東赤石方面への縦走路は (難路) と書かれているとおり、見ると厳しそうな岩が続いていました (11:37) 二ッ岳 頂上に到着
頂上では、今朝 登山口でお会いした お二人が食事中 ( 以前は ここから赤石方面へも縦走していたと話していました )
カッパ隊は 展望の良い数m先の岩場で ランチタイム
お約束の 「 パンの袋もパンパン 」 ・・ (・・);
食事中、登ってきた男性と話しをすると、その方は土居の登山口から来られたようで
分岐まで1時間ほどだったと言ってました、南側からよりも 早くて近いようです
二ッ岳頂上から、エビラ山 〜 権現山 〜 東赤石山 へと続く 切り立った稜線、そして 先週登った 平家平や冠山も見えます
絶景を満喫し、お腹も満腹 (^^) 食後はいつものように のんびりと コーヒータイム
気が付けば頂上には もう誰もいません ・・ (12:27) 下山開始
写真で見ると 解かり辛いですが、かなりの急斜面なので 足を引っ掛けないように 重心を低く、常に何かに触れながら下ります
雪道も 少しなだらかになると 下りの方が楽チン !! 時々は 飛んだり 走ったり ・・
太陽が傾き 遠くがボヤけてきました、登る時には剣山系も よく見えていたのですが、
(13:00) 鯛の頭 ギシギシと音がする アルミのハシゴを下り
あの槍のような岩峰まで戻ってきました、そして やはり登ってみる !! 別に登っても何んの事はありません (・・);
(13:52) 峨蔵越の分岐 帰りも 溶けずに結構な雪が残っていました
(14:58) 無事に登山口へ下山する、 着替えをして帰路へ 途中、富郷ダムに寄り道
今日は久しぶりに雪道の感触を楽しみ
二ッ岳の急登が癖になりそうなほど また登りたいと思ったカッパ隊でした〜
さて、来週あたりからは本格的な寒波がやって来そうです
雪は大好きなのですが、登山口まで行けるかなァ ・・ ??