2017/04/02 天狗峠真下(1720m迄)
西山林道駐車地点(8:15) ⇒ 登山口 ⇒ P1476 ⇒ 標高1720m ⇒ P1476 ⇒ 登山口 ⇒ 駐車地点(12:55)
暦は4月に変わり、月初めの山行は久しぶりに天狗塚へ向け出発!
ただ、天気が良くなさそうで 午後からは降水確率も高く雷注意報も出ている
春の寒波によって大気が不安定なので今日は雲行に注意しながらの山歩きになりそうです
・・・
朝、国道439号線を走り東祖谷落合を過ぎた所の橋から西山林道へ入る
最終民家を過ぎると路面に雪が出てきた
その内に路上の水が凍ってツルツルの道に変わる
おまけに木材運搬用のトラックが道の真ん中に止まって作業中 (++);
ここからだと登山口までの距離は 2.3Kmほどでしょうか ?
引き返して菅生から回っても雪が多ければ走れないので
今回はこの近くに駐車して林道を歩き登山口へ行く事にする
標高950mほどにある広場まで戻り駐車 クレーンでトラックに木材を積み込んでいる
西山林道より落合峠の方向を見る
歩いていると前方に真っ白な天狗塚が見えてきた
登山口まであと1Kmの場所、以前 工事中だった時にはココから歩いた事もありました
ところで、道路にこんなに雪があると言う事は、、山中は大丈夫かな (・・);
小屋の横から見える寒峰にはまだ雪が多そうです
標高1135mの登山口まで歩いて45分で到着〜 (~~); 他に車は無し 9時01分、階段を上がり出発!
動物の足跡は林道にもありましたが、山中には何種類も無数にありました でも人の靴跡はありません
だんだんと傾斜がキツくなり 雪の量も多くなってきた
1450m付近にある目印になる倒木
P1476に到着して少し休憩〜
1476から高低差15mほど下った鞍部までの間に動物の足跡がいっぱい!ここは東西へ抜ける通り道のようです
その中には熊と思われるひと際大きな足跡も見られました
立派な木 鞍部へ下りる
さあ! ここからが本番 !! 目前の壁へ向かって歩きます!
トレースも無いので自分で道を作りながら進む
だんだんと手強くなる雪の壁 (><)!
ルートを探りながら上へ
少し平な場所に出た 突然、大きな足跡に遭遇!それもまだ新しい (◎◎);
さらに雪が深くなる
1570m付近にて、思うように足が出ていかない!
平地のラッセルもキツイですが、これくらいの傾斜になると泳ぎながら登る感じですね〜 (~~);
カッパの目線、四つん這いで登るヘロヘロ隊長 小さな声で ・・「 元陸上部、ガンバレ〜 (^^); 」
さらに傾斜がキツくなり2m進むにも時間がかかるようになってきた (++); それから少しして前方が明るくなる!
前を見ればそろそろ森林限界! 青空の内に最低でも天狗峠には登っておきたいが、ちょっと雲が出てきた
確か登山道はあの左の木の近くだったと思いますが、あそこはエグれてるのでエスケープして雪原を直登する!
牛ノ背も見えてきた
この辺りで標高1710m、ここを上がり切れば (><)!!
おおっ! 天狗の頭が見えてきた (◎◎)!! よ〜し、このままイッキに !!
おりょりょ〜 (◎◎) !!? 人は、 疲れると、 笑ってしまう (・・);
何んとか急斜面を突破して傾斜が少し緩くなる 牛ノ背も右方向によく見えるようになってきた
このすぐ先に行けば、左方向に西熊山が見え始める、そして三嶺も!
ですが ・・
ん ? 雪が降ってきた !?
あんら〜、急に空が暗くなったべ (++);
なんてこった (++); 頭上に黒雲が広がってきた!
天狗塚や牛ノ背の上空にも雲が沸き上がってくる
雪が降る事に問題はありませんが、これに似た事で
以前に突然の激しい雷に遭遇した事を思い出す (TT);
今日は雷注意報が出ているし ・・
11時23分、天狗塚を見ながら
時間もあるし ここから先はもっと楽なんですが、、それでも、や〜っぱり雷はイヤじゃ (><)
って事で、天狗と牛ノ背に「また今度ね〜」と言って引き返す! さすがは軟弱ヘロヘロ隊 (^^)
下りは急降下 (><)!!
小雪の舞う道を下山する P1476鞍部では鹿2頭がこちらを気にしながら西へと去って行った
得意 ? の雪道走り !! 何度も滑りコケそうになりながら走る (^^);
しばらくの間はスゴイ雪が降り周りの山々も霞んでしまう
12時18分、あっという間に登山口へ
林道歩き、すぐ前を鹿が駆け上がって行く このバス小屋も随分と前からあったような
12時55分、無事に駐車地点に戻る
予定よりも早く下山してしまったのでそのまま落合展望所に移動してからランチタイムにします
落合展望所にて
下を見れば福寿草が咲いている
食事をしながら、また季節の良い時に落合峠へも行かなくては ・・
今回は登頂せずに下山しましたが、山中には雪が多く今季最高の積雪量でした
トレースの無い、あの急斜面をラッセルしながらの登りは楽しかったです
毎回これがラストの雪と言いながら
またもやたっぷりの雪道を楽しんだカッパ隊でした