2014/11/16 三 本 杭 (1226m)
以前から紅葉時期に行きたかった滑床渓谷 !!
ですが、予定していた日には行けず、先週の9日も雨で中止・・
今年は渓谷の紅葉を諦めて、まだ登った事の無い三本杭の山を楽しみに出発する
さて、どんな山なのか ? いつもお世話になっているギッチャンのレポを参考にしながら
なるほど、、膝が痛くなりそうな道は下りよりも登りが楽なので
ギッチャン達が歩いたコースを逆周りで登ってみよう !!
ただ、この場所は自宅からは遠い (++);
日の出も遅くなった今、夜空に光る綺麗な星を見上げて出発する
途中、須崎の竹崎商店に寄り、おにぎりとサンドを購入してから窪川へ
高速を下りてからは四万十川沿いに国道381号線を西へと走る
数十年前に仕事でよく走ったこの 大正 〜 昭和 〜 十川 〜 江川崎 のルート
あれから30年以上の時が過ぎて、当時は狭かった道も今では殆どが二車線の広い道に変わっている
だんだんと空も明るくなり、そろそろ夜明け
道の駅「四万十とおわ」で少し休憩、道が良かったので思ったよりも早く着いた
この道の駅は「とおわ食堂」のソフトクリームやオープンデッキのある「おちゃくりカフェ」が人気
もちろんまだ店は開いていませんが、表にあるメニューを見れば、○○モンブランが美味しそう !!
まだ薄暗い、6時30分頃の「おちゃくりカフェ」ガスが下りてひ〜んやり、寒いです
目的地まであと1時間ほど、これから向かう西方面もガスに包まれている
四万十川の懐かしい景色を見ながら愛媛県に入り、松丸から県道8号線へと進む
そして目黒からは270号線へ
その270号線沿いには所々に紅葉が見られたので、その度にカメラを持っては車外に出る
間もなくして「森の国ホテル」に到着 イイ感じですね〜 !!
万年橋下の駐車場に7時25分到着、他に車はありません 周りの紅葉が綺麗です
広い駐車場には立派なトイレも有る
心地良い空気の中で準備を済ませ、登山口へと向かう ! その間に数匹の猿が道を横切って行く
登山口 ( 左は御祝山から三本杭へ、右は滑床渓谷へ ) 工事中の万年橋、欄干の上にも猿がいます(正面は上のP)
出発地点の標高が約370m、道は昔の山道のようで、ちょっと懐かしい感じがする道、程無くして林道を横切る
植林帯の広い道から だんだんと狭くなり傾斜のキツイ道へ
この谷を登り詰めれば 苔の多い広い場所に出る
この付近で一番高かった木 ! 上へ真っすぐに伸びている、目測では25m ??
御祝山に到着 ! 駐車場からここまでの標高差が約630m、意外と時間がかかりました (..); しばし休憩 ♪
御祝山からは一旦150m程の距離を下りますが、殆どが快適な尾根歩きです
途中で、なかなかセクシーな御身足に遭遇 !! ひと際輝いていたヒメシャラの木!
しばらく続くシャクナゲロード
次に現れたのは冬仕度に入ったブナの森 すっかりと葉を落としていますが素晴らしい森です
広々とした斜面を登る
そしてお次は、アセビのトンネルへ
アセビの森から見える三本杭の頂上
横の森(1200m)の北側がアセビの森です ! その足元にはウマスギ苔のジュウタンが続いている
三差路分岐にやって来ました 頂上方向にある鹿除けゲートへと進みます
三本杭の頂上に到着!
この(左)写真では解かりませんが石鎚山系がよく見えています (右)写真は高知県側の山並み、こちらには青空も!
宇和島方面を見れば、浮かぶ島々や、遠くに佐田岬半島も見える 篠山方向には足摺宇和海の海岸線も確認できる
頂上でランチタイム ♪
今日はここまで誰にも会わずに登って来ました
登山者が少ないのかな〜と思いながら食事をしていると
一組登頂される でも、すぐに下りて行きました
食後、11時36分に頂上を出発
頂上からは三つの鹿除けゲートを越えて西方向の「熊のコル」へ向かいます
ケルンの多い道を下り
串ヶ森への分岐を真っすぐに下ると四差路の「熊のコル」に到着する ここからは奥千畳と書かれた方向へ
だんだんと雰囲気の良い道になってきました
こんな感じに苔むした道がしばらく続く
左下の谷から水の流れる音が聞こえだす 苔の道からだんだんと雑木林の道へと変わる
このロープ場は水が少ないので問題ありません
高度変化の無い単調な道に飽きてきた頃、やっとこさ奥千畳が見えてくる
熊のコルから1.8Kmと書かれている↑道も平坦だったのに、その割にはココまでかなりの時間がかかりました (++);
滑床渓谷・・その名の通りですね〜 渓谷に沿って遊歩道を歩く
このロープ場も今日は水が少ないのでOK ロープ場の真上にある滑滝を見上げる
鼓岩↑を過ぎたあたりから少し紅葉が見られるようになってきた
曇り空なのであまり色が映えませんが、この付近の色合いは良かったです
唯一、渓谷と紅葉らしい写真が撮れた場所
このロープ場が一番水量が多かったですね〜 そしてこの後ハプニングが・・でも落ちた訳ではありません (^^);
ロープを掴みながら沢を渡ると 、、ん ?? 道が無い !!
(左写)のやや中央右に渡るのですが、道が無かったので突き当たりから真上へ這うようにして上がりました
急な登りをどんどん進む! が、ここは遊歩道のはず !? こんな危険な道を登り下りするのはちょっと〜・・
と思い下を見れば、、あれれ〜!? あんな下に道が見えるべ (++); なんで ??
やれやれ、とりあえず下りてみよう ! と言ってズリズリと岩場(右写)を下る
下まで下りて確認すれば↑この象のような岩の下にテープがぶら下がっていた
な〜んだ、渡ってすぐに左側の岩へ進めば良かったのか〜
でも、まぁ、、面白かったので良しとしよう (^^)v
千畳敷の岩に座って休憩
猿が渕 雪輪橋
雪輪の滝 河鹿の滝
日本の滝百選「雪輪の滝」(長さ80m) は水が少なかったですね〜
ココからは観光客とすれ違うようになる
突然目の前に大きなカエルが出現 !! 裏へ回ると〆縄がしてある鳥居岩でした
万年橋上の駐車場付近
午後3時、万年橋下の駐車場に無事下山する
今回、滑床渓谷の紅葉は残念ながら終わっていましたが
三本杭への登り下りの道には趣きがあり、とても良い山でした
次回来た時にはその周辺の山々へも登ってみたいですね〜
・・・
さて、下山後は駐車場を後にし
松丸の「ポッポ温泉」で疲れを癒してから
のんびりと土佐路へ帰るカッパ隊でした