2011/2/6 阿波国見山(1409m)
2月に入り、先週末の寒波は何処へやら ・・ いきなり春がやってきたような気温です
今回は、しばらく ソリ滑りをしていないので、塩塚峰か国見山の予定で計画してみる
塩塚峰へは まだ歩いた事の無い 新宮IC (霧の森) から栄谷ルートを選択し
地図をコピーしようと PCからプリンターへ
あれっ ? ストップ ?? ・・ インクが無い (><)
やれやれ、もう一台のプリンターへ ・・ えぇっ、?? こっちも無い (TT)
なんてこった (..);
初めての雪道は迷うと危険なので、今日は 阿波の 「国見山」 へ行く事に決定する !!
32号線を走り、豊永から上名の大歩危駅あたりまでの気温は、1℃ 〜 0℃、
西岡小学校を過ぎて、祖谷トンネル手前の旧料金所を右折すると すぐに雪道になった
様子を見ようと思い、車から下りて道路を歩いてみる
カチカチで滑りそうな道を 約200mほど先まで歩くと、所々は路面も出て 雪も無い
チェーンを装着すれば 我が愛車でも問題ないかな ?
しかし、昨年のように また途中に駐車して林道を歩く事になりそうな気がする
よ〜し ! いっその事、祖谷トンネルから歩いてしまえ〜 !! って 事で、車をバックして 広くなった場所で準備をする
カッパの記憶では、確かぁ ? ・・ 峠の登山口までは 4km弱 ?
標高も 旧料金所あたりが ちょうど500m ? だったような ・・
ここからの標高差が900mほどなら問題は無いので、片道 1時間ちょっと長くなっただけと思い、林道をテクテクと歩くべ (^^)
この道の突き当たりに駐車、その上が祖谷トンネル入り口です しばらくは足元に注意しながらの林道歩き
いつも思っていた事ですが ・・
昔は下から歩いていた山道も、今では車道を走り、登山口も かなり上にあります
思えば ・・ カッパ達が子供の頃には まだまだ道路の整備も悪く
親戚の家へ行くにも 今の登山道より酷い道を普通に歩いていた事を思い出します
現在のように立派な道も無く、昔の人は 誰もが ある意味、登山者だった訳ですね〜
・・・
さてさて、そんな事を考えながら40分ほどテクテクと歩いた頃、先程追い越して行った車が戻ってきた
「 国見山への登山口は何処ですか ? 」 と尋ねられたので、簡単に説明したのですが、どうも その方は諦めて帰ったようです
それから約10分後、そろそろ林道歩きにも飽きてきた頃
高知bフ四駆が通り過ぎたかと思えば 10mほど前で停車しました
また道でも聞かれるのかな ? と思っていると、窓から顔を出して 「 どうぞ、乗って下さ〜い !! 」 と声を掛けてこられた
残りも1Kmほどだったので 「 もう近いので大丈夫ですよ〜 」 っと言ってはみたものの
さらに お誘いされたので
二度断るのは 逆に失礼と思い、乗せて頂く事になりました (^^);
登山口までの1Kmは 楽ちん !! 高知の山好きおばさんには感謝です m(..)m
( 後半は同行する事になったので I さんとお呼びします )
さて、おかげ様で峠の登山口に到着し、 I さんとは 「 また後で会いましょう 」 と言って (10:55) 出発する
途中にバスが二台駐車していたので、今日は団体が入山しているようです
(11:37) 上の登山口へ、Pには3台駐車していました 日当たりの良い道路は雪も溶けています
踏み固められている雪の登山道 作業道でしょうか ?
( 防火帯の途中で上から賑やかな団体が下山してきました )
アイゼンを使用せずに防火帯を登りきる (12:40) 標識を左折し尾根道へ
痩せ尾根には霧氷のカケラもありません
この辺りは霧氷のトンネルで有名な場所ですが ・・
ブナ林から谷にかけては積雪も多いようです
避難小屋に到着、中には溢れるほどに大勢の人が〜 (・・); もう一台のバスの団体でした
(13:03) 国見山頂上に到着
頂上の広場には、完璧装備のカッコイイ男女の若者数名と 単独の男性のみ
我々は カッパ手製の「超高級ソリ」の上に座り ランチタイム ・・ おケツも寒くありませんが、何んと頂上の気温は 2℃です !!
今日は眺望無し (><) 剣山や三嶺どころか、すぐ向かいにある中津山さえも霞んでいます (++);
今朝、高知市を出る時にも 晴れているのに空はドンヨリして 近くの山も霞んでいました
三日程前からそんな状態の空でしたが、県西部では火山灰が確認されていたので、おそらくは その影響でしょうか ?
さて、のんびりとラーメンを作っていると I さんが到着しました、I さんは湯を沸かし ウドンを作るようです
食事中、いろいろ話しをすると、この国見山が大好きで 毎月ココへ登られているとの事
帰りも同乗を誘われたので、3人一緒に下山する事になりました
先程の若者達も下山し、代わりに一組のご夫婦が登ってこられる 我々も (13:48) 下山開始
そして、今日のメイン !! 超高級手製折畳み式ソリ の出番 !!! ( ・・ ちょっと 名前が長い ! ? )
カッパのソリを I さんに貸して 一緒に滑って下ります
小屋から防火帯の始まりまでも けっこう滑れました、そして防火帯の分岐から下を見ると
カッコイイ若者達が キャッ、キャッ、と楽しそうに、賑やかに滑って行くのが見えます
さすがは ヘロヘロ隊長 !! 凄いスピードで滑っています !! 後ろでは I さんが練習中 (^^);
オオッ !! 素晴らしいコーナリング !!
さらに後ろを見ると ・・ あれれ〜 !?? I さんが 横向きになって落ちてきます (◎◎) !
勢いあまってダイブするヘロヘロ隊長 !!!
ここで、下の若者達に追いつく !!
あのモンベルの人達でした ・・ どうりで ! 装備も納得 !!
しかし、ソリだけはカッパ隊の方が数段上でした (^^) !?
えっ ? ・・ どうしてかって ?
うちのソリは おケツだけじゃなく背中の荷物もソリの上に乗るので雪の抵抗が少ないのです (^^)
なんて言ったって、素材は100均ショップ !! 安いっす!
今日は何人もが滑って下りていた事もあり、物凄いスピードが出ます !!
I さんが斜めになってバランスを崩すので、よく見ると片手にストックを持っていたからでした
危ないので、ストックはカッパが預かる事に〜
そして、 オオッ !! I さんが上手く滑っています !!
I さんの迫力の滑り !! かなりスピードが出るようになりました !!
写真を撮っているカッパめがけて ヘロヘロ隊長のドロップキックが さく裂 〜 (><)! ・・ かなり故意な感じ (・・);
今回は なんと、上の登山口近くまで 滑って下りる事が出来き、あっと言う間に駐車場へ
上の駐車場で休憩していると mont-bell の若者達も下りてきました、ここからは車で帰るようです
我々は再び雪道へ
上の登山口から峠の登山口までは I さんとの山談義で大笑いしながら歩き、気が付けば 峠の林道に到着していました
朝はカチカチだった路面も、溶けて水分が多くなっています
I さんには、ここから乗せて頂き、 途中で チェーンを巻いた バス (今日の団体) を追い越し
祖谷トンネル下の駐車場所にて 「 また どこかの山でお会いしましょう 」 と言ってお別れしました
高知の山好きおばさん、今日は本当に有り難うございました m(..)m
おかげで楽しい山歩きが出来ました (^^)
( ちなみに、うちの子供と I さんの子供は同じ小学校で同級生だったようです ・・ まったくの偶然でビックリです )
以上、今日は展望も霧氷も無い山でしたが、とても楽しい一日でした〜!