2012/8/15 阿蘇山 ( 高岳1592m・中岳1506m )
今年の夏も12日から九州へ
これまで 九州へは数えきれないほど行ってますが、殆ど 山に登る事はありませんでした
しかし今回は 15日に阿蘇山へ登る予定なので 楽しみです !!
いつもはガラガラの宿毛フェリーも この期間中は お盆の帰省客で 人も車もいっぱいでした
12・13日と宮崎で過ごし
14日の午後、宮崎から熊本の阿蘇へ向かう
少し時間があったので 久しぶりに高千穂峡を散策する
高千穂の遊歩道近くにある駐車場は全てが満車でした
仕方が無いので 随分と離れた臨時の第三駐車場へ停める
少し歩くと シャトルバスの停留所もありましたが、約3kmをテクテクと歩いて出発
それから約20分後、大粒の雨が ザ〜 (><) !!
大人二人に 小さな折畳み傘が一本だけ、半端じゃない大雨に 二人ともずぶ濡れ (TT)
池にチョウザメが泳いでいました ・・ キャビアは とれるのかなぁ ??
車の中で濡れた服を着替え、阿蘇市へ向け出発
111号線のパノラマライン沿いにある「草千里ヶ浜」 ここでは乗馬を楽しんでいる人達が見えます
観光しながら今夜の宿へ
宿泊コースは前もって予約していた 焼き肉コース (^^)V
サブタイトルは ( 炭火で肥後牛、阿蘇の地鶏、馬刺しにホルモンを召し上がれ ! )
湯の谷郷 高原の宿 夕食 朝食
いや〜、夕食にはビックリしました !!
食欲旺盛なカッパ隊が満腹食べても 食べきれなかったです (・・);
味もボリュームも最高の食事でした !!
のんびりと温泉に浸かり、二食付きの格安値段
本当に メチャ美味しかったので 勝手に宣伝しておきます (^^)
出発前、朝7時の 「高原の宿」
ここから仙酔峡登山口までは 約50分です
観光客の多い火口西 (あそさんじょう) の登山口でしたら20分ほどでしょう
宿でペットボトルに飲料水を入れてもらい出発する
この辺りの道は 全て 牛さん馬さんが 最優先です(^^); (8:15) 仙酔峡登山口の駐車場に到着
駐車場からは阿蘇高岳はガスの中で見えていません
火口西と違い こちらは静かで 車もポツポツ ・・ 他に誰か登る人はいるのかなぁ ?
車内で登山準備をしていると 一組が登山口 (尾根ルート) に入って行きました
ここはロープウェイ跡に沿って 舗装された遊歩道もあります
カッパ隊は仙酔尾根ルートを歩くつもりなので、今回は 細かい高低差の解かる地図を自作して持ってきました
ここで道迷いは無いでしょうが、この地図、意外と便利なんですよ〜 !
駐車場からは、花酔い橋↑を渡ってスタートします 仙酔峡に沿った↑この中央の尾根を歩きます
程無く 遊歩道から登山道へ 左方向に鷲ヶ嶺、こちらは登山禁止と書かれていました
低木や下草のあった道から↑開けた石と岩の登山道へ 後方下に出発地点の↑ガラガラの駐車場が見えます
黄色のペイントを追っ駆けるように歩いていると 、だんだんと喉が痛くなってきた (++) 火山ガスが強いのかなぁ ?
北側には、昨年秋に登った九重連山が見えます
ず〜っと 岩場登り ・・ 昨夜、二度 地震があったけど、こんな時に揺れたらイヤですね (><)
高岳は まだガスの中 右上方向に東駅が見えます
中間地点に到着、結構急登の続くコースは面白いけど疲れます (++) しばし休憩 (~~); ココからさらに急登 !!
休憩していたカッパを見捨てて ガンガン登る ヘロヘロ隊長 ・・ こんな岩場が大好きだと言ってました (><)
「 お〜い、待ってけろ〜 !! 」
標高 1360m から 1460m 間の 100mは 殆ど崖登りでした
1500m付近からガスの中へ、 右方向の東駅も 少し下に見えるようになりました
尾根分岐に到着
→
分岐にあった案内板の地図
( ×は歩行禁止になっているので、中岳から火口東へは北側への迂回ルートを歩きます )
今回の予定では 天気が良ければ、高岳東峰 ( 天狗の台所 ) へ行って
尖峰の根子岳を見る事を楽しみにしていましたが、周りはガスで何も見えません (++)
反対側の高岳へ向かいます
尾根分岐にあるケルンの横を歩き 高岳がボンヤリと見えてきました
ここが阿蘇五岳の中で 一番高い高岳頂上 !!
頂上は風が強く 寒いので、汗ビッショリになった服を着替えます
落ち着いたところで風を除けながらのランチタイム
食事をしながら座っていると、登山者の姿もポツポツと見られるようになってきた
30分ほどいましたがガスは晴れません
景色を諦めて中岳へ向かいます
尾根道を外れて北斜面へ右折 ぼんやりと見えてきた中岳
火口は見えないだろうなぁ〜 ? と 半分諦め気分で中岳へ
そしたら
なんと なんと !!
中岳に到着したと同時にイッキにガスが晴れ 360度の大パノラマが出現 (◎◎) !!
煙がモコモコ上がっているのが中岳火口のようです
こちらは、火口西からの登山ルートと 右下に砂千里ヶ浜
正面やや左に 火口西の駐車場、昨日あそこに寄り道していました (^^);
じ〜っと周りを見ていると、何んだかタイムスリップしたような感じになります ・・ これが数億年昔の地球の姿 !?
高岳では真っ白け〜 (++) でしたが、この中岳頂上では ガスが晴れて本当に良かったです !
まだ下山したくありませんが、57号線の通行止めや フェリーの時間も気になるので ・・
あっ、その前に 楽しみな 阿蘇の温泉温泉 (^^) !!
と、言う事で (12:22) 下山開始
高岳の頂上付近もガスが晴れてきました 火口の上を飛んでいる 遊覧ヘリ
通常の下山ルートは火口東へと続く遊歩道からですが、今は通行禁止なので 迂回路 (北斜面) を下ります
高岳への仙酔尾根ルートは岩がガッチリ固定されていたので安心感がありましたが、こちらは浮石が多いので慎重に !!
下り始めてからずっと西の風、目と咽が痛かったですね〜 (><) 風向きが東の風に変わるとすぐ治りました (~~);
こんな感じに 中岳から下りてきます
東駅を横目に見て ・・ 真っすぐ下れるのかな ? と思ったら 前方には×マーク ! 一旦、左上の東駅へ向かいます
今は使われていないロープウェイの火口東駅、かなりボロボロです (++) 火口近くなので腐食が早いのかな ?
これが4〜5年前まで動いていたなんて ・・ どう見ても 20〜30年以上は過ぎている廃墟のよう
ここから出発地点の仙酔駐車場までは 舗装された遊歩道を1.49kmの距離
遊歩道から右側には 今朝登った高岳への尾根ルート (上半分) が確認できます
眼下には阿蘇の街が広がり、 遠く 正面中央に 九重連山を見ながらテクテクと ・・
駐車場近くまで下りると ベンチのある展望場がありました ココで一息 (^^);
今朝はガスで見えなかった仙酔尾根ルートがハッキリと見えます
(14:00) 駐車場に無事下山
出発時は 5台だった車も、下山時には 観光客もいて 20台ほどに増えていました
今日はガスが晴れるかどうか心配しながらのスタートでしたが
中岳からは素晴らしい大パノラマを楽しむ事が出来ました。
時間も予定通りに下山できたので、この後は のんびりと温泉へ 〜 !!
山 ・ 食事 ・ 温泉 と三拍子楽しんだ カッパ隊は
夜のフェリーで土佐路へと戻りました。