2018/05/20  牛ノ背(1757m) 〜 天狗塚(1812m)

 

 

この日は四国全域で晴れの予報、湿度も少なく登山日和です

今回は満開のシロヤシオを見るならば、筒上山がラストチャンスかな ? と心惹かれましたが

月末頃に咲きそうなベニシャクも気になり、様子見ついでに天狗塚への山行計画を立てる

 

 

朝8時前、西山林道の砂防堤に到着

以前 大雪の時に、ここに駐車して凍った林道を鉄階段の登山口まで歩いた事がありました

今回は牛ノ背〜天狗塚を周回して、その鉄階段の登山口に下山してからここへ戻る予定です

 

 北側に聳える矢筈山を背に 8時10分 出発

 

 

すぐに群生地に到着するが、ここには「シャクヤク生息地内は立入禁止」の看板が有り

この場所は横目でチラッと見るだけにして通り過ぎる

さらに道に従って少し上へと上がれば防護ネットの場所に突き当たる

 

 

ネットの中は緑豊かでベニシャクが群生している     防護ネットの外を見れば 荒れて下草も無い (++);

( 数本のベニシャクがネットの外にも見られました )

 

 

10日前に頂いた写真を見ながら比べてみると ・・ 上にスラ〜っと伸びてはいるが、開花はまだ先ですね〜

予想通り月末頃でしょうか ?   しばらく観察してから山道へと進む

 

 

植林帯(左写)を進んでいると 道が途中で消えた(++);  歩きにくいので 近くの作業道を歩く (右写)から再び山道へ

 

 

 

尾根に乗り亀尻峠からの道と合流する         次にこの大岩のある南方向へと進みます

少し上がると道が二又になっていたので、道幅の広い左側のトラバース道へと進む

 

 

すると、 あんりゃ〜、危なそうな場所に出た 道も崩れて無くなっている (++);

足を置くと表面が柔らかいのでザザ〜っと崩れてしまう (><

何んとか慎重に渡りきり 後ろを振り返ると、 ん !?  上に細いロープがぶら下がっていた (◎◎);

 

 

やれやれ、さあ ここから先は普通に尾根歩き! と思ったら、横にもう一本道があった (◎◎)

なんと、危険なトラバース道を通らなくても あの二又になっていた右側の道でここへ登れたのでした (・・);

 

 

間もなくして 開けた場所に出る               そこから見える寒峰

 

 

 

ミツバも残っています                おっ !  あれは三嶺 !!

 

 

 

笹原に出ました                    ちょっと寄り道

 

 

 

   見晴らしの良い場所へ上がると、地図には無いけど 三角点かな ?

 

 

今日は眺望が良く 手箱、筒上、石鎚など、実際はこの写真よりもクッキリと見えていました

 

 

こちらは中津山と寒峰

 

 

ここからは気持ちの良い笹原歩きです!

 

 

 

登るにつれ、周りの景色が良くなり 後方に矢筈山系の全体が見えてきた

 

 

 

   広大な笹原を今のところ貸し切りで歩く!     南に土佐矢筈と小桧曽山、やや西に京柱峠を確認

 

 

 

真後ろに阿波国見山と中津山               青空に向かって歩く笹道

 

 

 

天狗の頭が見えてきた所で90度左折する ( ここは牛ノ背に寄らず真っすぐ行く事も出来ます )

 

 

 

牛ノ背三角点に到着〜                 落合峠もよく見える

この辺りに来ると、ポツポツと登山者を見かけるようになりました

 

 

     三角点から少し歩き              景色の良い岩の上でランチタイム

食事中、名頃から歩いて来たと言う高知の男性と話しをする

今日は田中陽希君が京柱経由で三嶺に向かっているとの事でした

 

食後は、急ぐ事も無いので お茶を飲みながらのんびりと過ごす (^^)

 

 

 

12時08分、天狗塚に向かって出発

 

 

 

なんとも贅沢な景色、最高の散歩道ですね〜!

 

 

 

だんだんと天狗が近くなる

 

 

 

そして この急坂を登れば

 

 

 

天狗塚の頂上に到着

 

 

頂上からの眺め 東方向に延びる 西熊から三嶺、奥に剣山と次郎笈

 

 

 

       南に新緑の綱附森           高知県側、左端にチョコンと御在所山が見えている

 

 

 

北方向、眼下に西山地区や落合方面の民家が見える その上の稜線は裏銀座と呼ばれる矢筈山系

 

 

 

天狗を後にして急降下

 

 

 

ここはいつも風の強い場所、その風が今日は心地良い

 

 

天狗塚と牛ノ背を振り返る

 

 

 

分岐の天狗峠

 

 

 

峠からは西山と書かれた方へ下る                 西熊三嶺を見納め

 

 

 

ミツバが残っている急坂をどんどん下る

 

 

 

ブナなどの新緑が素晴らしい

 

 

 

食害の多かったこの辺り、森が元気になっていた

 

 

 

   1476で休憩〜                その下にある古くなった倒木

 

 

 

鉄階段の登山口に下りるとバスが止まっていた 20名ほどの団体で名頃から出発してここに下山だそうです

 

 

 

林道を約2Km歩いて 駐車地点に午後2時58分、無事戻る

 

今回は天気も良く、雄大で素晴らしいロケーションの中を歩く事が出来ました

あそこへ行くと、やっぱり三嶺へ縦走したくなりますね

今度、計画してみようかな ・・

 

この日のログです

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