2018/03/18  笹ヶ峰(1859m)

 

 

昨年、大永山トンネルから雪の多い道をちち山へ歩きました

あれからちょうど1年、今年は高知県側から登ろうと思い

久しぶりに寒風大座礼線を起点にして、笹ヶ峰からちち山への周回予です

前夜、天気予報を見ると何んの問題も無し、夜は綺麗な星も出ている

そして、朝

空は青空 のはずが 「あれ ? かなり雲が多い」

ラジオから流れる天気予報を聞けば

愛媛県〜香川県側はお昼過ぎまで晴れで 昼間は雨の心配は無さそう

予定通りに山桜を見ながら194号線を走る

・・・

「一ノ谷やかた」から旧道を上がり寒風茶屋の少し手前を大座礼線へ右折

途中からのダートをガタゴト進むが 頭上には分厚い雲が覆っていて先の山は見えない (++);

滝の手前でストップして 得意の予定変更

チチ山をパスして笹ヶ峰から寒風山への周回に切り替える事にした (^^);

Uターンしてヘリポートまで戻り 向かいの広場に駐車

 

 

ヘリポート前にて、すぐ上はガスで真っ白、山頂や稜線は見えません 準備をして8時41分、歩き始めます

 

 

 

      (++);                   30分ほど歩いて南登山口に到着

 

 

 

このルートの今回の魅力 ? は、急登と大ブナ、笹漕ぎ でしょうか (~~);

 

 

 

まだ さほど登っていませんが 早くも前方がガスってきました

 

 

 

苔の岩群に到着すると小雨が降ってきて さらにガスが濃くなる!この突き当たりがロープ場です

 

 

 

急斜面を上がると周りの雰囲気が変わってくる

 

 

 

大ブナの森に到着しました ここは秋の紅葉時に来るとそれは見事です

 

 

 

今回は大ブナのシルエット

 

 

 

これはこれで幻想的な感じがして良いですね〜

 

 

     写真では大木が大木に見えない事が多いのですが    

登っているヘロヘロ隊長が右下に写っているので比較すれば分かるかも

 

雨も降っているので笹原に出る前に上下レインウェアを着用して完全防備姿に変身する

 

笹の海に突入

 

 

 

所によって足元にはカチカチの雪が隠れています

 

 

 

濡れているのと一部凍っているのとで急斜面の登りはペースがあがらない

 

 

 

この辺りは、大きな「笹の壁」と言った感じ !! 風も強くなる

 

 

 

傾斜が緩やかになると前方にぼんやりと看板が見えて来た 頂上に到着です

さすがに誰もいませんね〜 それにしても強風で音もスゴイ !! 飛ばされそう (><)

 

 

これではゆっくりと食事もできません パンを半分だけ食べてから寒風山方向へ進む

ですが、遮る物が何も無いので 西へ歩き出すと風が半端じゃない !!

温度計は0℃ですが、体感的にはかなり寒いです

歩いて行くヘロヘロ隊長を呼び止めて、しばし考える

下山出発予定の時間からはまだ1時間以上の余裕がありますが

この強風の中での尾根歩きと、途中 北側は凍っている箇所もあるだろうし

ここから桑瀬峠まで、おそらくはず〜っと真っ白な世界 ・・

これから3時間の間は10m先までしか見えない状態が続くと思うと

いつも諦めが早いカッパ君の答えは一つ!

もちろん

「オラ、や〜めた」ピストンして戻るべ (∵) !!

 

 

雨で濡れているので急斜面の下りは特に慎重に歩きます

 

 

 

この木の真ん中が道                   大ブナの森を通過

 

 

 

ロープ場を下り、苔の岩場(右写)でおにぎりとお茶で栄養補給する

 

 

 

冠山も見えません                   林道へ下りる

 

 

 

出発時よりもガスが少し上がったようにも思いますが、やはり寒風山も見えないままです

 

 

ヘリポートにて

14時46分、無事に駐車地点に戻る

 

今回は ( も ? ) 予定通りの周回は出来ず、まったく眺望の無いままでの下山でしたが

そんな中でも、あの大ブナの雰囲気は良かったです

下山後は

「木の香」の向かいにある お気に入りの食堂「よっていき屋」で満足して帰路へ

194号線沿いの桜も咲き始めていました

今年は何処で桜を見ようかな ・・

 

山行記へ  山名別へ